2008年10月22日

【アニメ】魍魎の匣 3話「羽化登仙の事」【感想】

場面飛び飛びで判りづらいっていうのが本音。
時系列に並べて補足していこうと思います。
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それはそうと「匣」の前番組「ワンナウツ」が面白かったですね。
1,2話は序章で3話からやっと動き始めたっていう印象でした。
それとは逆に「匣」は今日は退屈な感じでしたね〜。
ただでさえ視聴者置いてけぼり感強いのに、3話で本格的に視聴者離れが加速しそう。




さて、先にも書きましたが時系列順で物語を追います。





まず八月十五日深夜から十六日にかけてですね。



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加菜子の手術が終わり、転院する場面です。
救急車には加菜子に付き添い雨宮が、そしてそれを病院まで先導する警察の車に福本、木場そして陽子が乗ります。

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増岡、頼子とその家族はここでお別れです。
そういえば木場は察していましたね。増岡が弁護士であること、そして加菜子が誰かの遺産相続かなにかの大きな権利をもっていることを。しかし雨宮の存在が何かは判らなかった様子ですね。


福本の運転するジープは陽子の指示のもと、転院先向かいます。福本は冴えない阿呆なので、転院先に止まっていた車にぶつけてしまうというマヌケなミスを犯しますが、まあ無事に到着。

そして加菜子は奇跡的に一命を取り留める。




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転院先の医院。近隣住民からは「匣」と呼ばれ、ここに一度入った患者は出てこない、と噂されている。








一方、病院から親と一緒に帰宅せざるをえなかった頼子は親の監視が気になる中、
不自由な生活をしていた。
そしてその日を境に母親はどんどんおかしくなっていった。
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二日後の十八日、頼子の家に変てこな男が笹川と一緒にやってくる。彼を人は「教主様」「御筥様」と呼ぶ。

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所謂、霊能者。家や人に取り付いた魍魎を祓ってくれる。「お金はどうにかしますから、どうかお願いします」という母親に対して笹川は「教主様は金で御祓いをしてるわけじゃねえ!」と怒鳴りつける。御筥様も「その卑しい心、金こそ魍魎が家に住み着くものなのだ」みたいなことをいう。魍魎とは、まあ妖怪みたいなものだ、と考えていただければ結構です。跡の詳しい説明はいずれでてくる京極堂に任せます。



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頼子は襖の隙間から御筥様の御祓いをみていますが、まあこんなものに頼る親は気が狂った、と考えてもおかしくはないでしょう。頼子は家を飛び出します。


飛び出した先でまたも変な男と出会います。真夏に黒い礼服のようなものを着て、手袋をはめた男です。頼子はわけが判らなくなる。














そして日が変わって二十五日、加菜子の転院先でもあることが起こります。


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加菜子を誘拐する、という脅迫状が陽子のもとに届くのです。
これを加菜子の見舞いに来ていた木場が見つけてしまう。



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この時点で、「加菜子が自殺だか他殺だか知らんが怪我をした→助かってよかった」だけの話じゃなくなるわけです。





加菜子の転院先は神奈川県だったので神奈川県警が赴き、警備することになります。2話で関口、鳥口、敦子が車で道に迷い囲まれたのは三十日。既に神奈川県警によって警備が敷かれていたわけです。

木場は警視庁の勤めなので本来この事件は管轄外なのですが、彼は自分の中に何かが芽生えたのを感じていた。加菜子らに関わるまではただ事件を追っていただけの警察官であった木場は本人は気づいていないが、陽子への恋心が「この事件の“敵”である犯人を倒してやろう」という意気込みに変わります。だから木場は本来持ち場である警視庁の管轄を離れ、加菜子の警備に就きます。


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しかし、異様に警備する警察の数が多い。これは加菜子が“ただの”人間ではないからです。木場が察したように加菜子は膨大な金の行方を握っている。神奈川県警のお偉方にその情報がもたらされた上ので重警備だったわけです。

そんな石を投げれば警察にあたるような状況下で管轄外の木場がいることは、その現場の責任者である石井警部には疎まれ、実際いつ起こるとも判らない誘拐犯相手に木場はやることがなく建物裏の焼却炉の上で寝いていられるほど暇だったわけです。


これが石井警部。
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さて日は巡って三十一日。関口らが車で迷い込んできた次の日です。病院の周りは相変わらずの警備体制。



一方頼子は加菜子の安否が心配で仕方ありません。ふと思いついて加菜子とよく読んだ雑誌を買い加菜子とよく行った喫茶店に行きます。
と、そのとき頼子は一つのことに思い至る。加菜子が転落した事件のことについてです。

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アニメでは省略されていますが、頼子はまず福本のところへその思い至ったことを話しに行きます。





そして場面変わって木場の寝っ転がっている病院裏。そこへ何故か雨宮が訪れます。木場はそれを訝しく思いますが、他方で石井警部に「客が来ている」と言われ客の待つ建物の中へ。














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そこには福本と頼子、そして陽子の姿。
木場はショック状態の解けた頼子の考えを訊くことに。
頼子の話によると加菜子は自殺ではなくて誰かに背中を押され突き落とされたらしい。その男は黒い服を着て、手袋をしていた・・・。
木場は「その男が敵か・・・」と意気込みます。



事件再現の空想。
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また頼子が加菜子の心配をしているとそこへ雨宮がきて、お見舞いしていくかい?というような言葉をかける。

木場もここへ運ばれて以来加菜子を見ていなかったので、結局福本を含め、皆で階段を上り加菜子の病室へ。

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そこは病室というにはあまりに広く、そして異質な部屋であった。匣があたりに散らばっていて、その奥の白いカーテンで仕切られた先に加菜子が寝ていた。


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加菜子はふと目を覚まし頼子のほうをみる。声は出せないらしい。
きれいな顔ですね〜。


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「加菜子!加菜子!」と頼子は興奮してしまう。

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石井が患者を興奮させては駄目だよ、といってベッドから離す。そしてカーテンの中から出る。

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と、そこへこの病院の医師である美馬坂と須崎が「診察の時間だ」といってやってくる。



加菜子が言葉は発せないにしろ、なにか言いかけたことから、ああ無事でよかった、というような安堵の空気に病室が包まれたそのとき、カーテンの奥から須崎の悲鳴。美馬坂が出てきて「貴様ら何をしておった!」と声を上げる。




一同、カーテンの中を確認しにいくと・・・















そこに加菜子はいなかった。





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ベッドに誰もいませんよ?















時系列順に3話を追うとこのような感じですね。原作では237頁までを消化といったところです。


またこの時系列あらすじには頼子の心情を大幅に省きましたが、少し考察してみます。
彼女にとって加菜子は来世でありますから、電車に轢かれて生涯を閉じるなんていうのは頼子にとって望むべきことではないのです。また加菜子が転落前、何故泣いていたのか、そして首に出来たにきびについてひどく気にしています。加菜子は天人五衰によって人間を辞め天人になったのだ、という結論を出しかけますが矛盾してその理論は破綻。

正直母親が妙な霊能者に御祓いをしてもらっているのも気が狂っていますが、加菜子の「私は君の来世」という言葉を鵜呑みにしている頼子も精神的に同じくらい危ないと思いますがね。まあそれは加菜子を慕う気持ちからくるのでしょうが。

ところでサブタイトルの羽化登仙ですが、人間に羽が生え天に昇り仙人になること、のようです。頼子が加菜子が消えた際に「天に昇った」と考えたのは「加菜子はやっぱり人間をやめて天に住むことにしたようだ」と考えたからでしょう。


とまあ長々書きましたが3話についてはこれくらいにしておきたいと思います。次回はおそらく関口たちがメインの話となるのでしょうか。
次回「火車の事」















いや、ぶっちゃけ原作知っていたほうがこのアニメは面白いと思うのです。
written by 亨太朗05:13 | Comment(0) | TrackBack(19) | 魍魎の匣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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