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OP前は御馴染み、幻想世界。
少女とガラクタの寄せ集めがシーソーを作る。
少女「こんな世界にも冬が来るのね」
そう、最近外はめっきり冷えてきましたね。
ていうか京アニは幻想世界のシーンに本気出しすぎ!
いやもう驚きしか感じない。ヌルヌルでしたね。
ヌルヌルしすぎて逆に人間らしくない動きにさえ見えることも。
いやしかしまあ幻想世界の作画にはなにか一つの感動を憶えます。
幻想世界の感想はこれくらいにして、本編へ。
5話、美佐枝さん√突入。なんとなく軽視していたけど、
ここで「光」というキーワードが初めてストーリーに絡んでくるわけですね。
岡崎と渚は春原の食生活の心配と芽衣が帰郷したことで寂しがっているだろうと、おかずのお裾分けをしに、光坂高校男子寮を訪れる。
が、春原は全然寂しそうではなく、むしろいつもの調子で阿呆だった。
岡崎らが訪れたときも丁度、美佐枝さんにジャイアントスイングで振り回されていた。
なんでも春原は美佐枝さんに懐いている猫をペットショップに売り飛ばそうとしたらしい。(これは酷いw)
しかしそれが春原の本当の狙いかは判らない。ただ美佐枝さんと絡みたかっただけなのかもしれない。
そう美佐枝さんはこの男子寮において、大人の色香を醸し出す紅一点の存在として、また母親のような存在として男子生徒から慕われているのだ。
ある時は初デートにはどこへ行けばいいか、といったような相談も受けたりする。
美佐枝さんを頼る生徒は寮内に留まらず、智代も美佐枝が「光坂高校初の女性生徒会長」であることから指南を仰いでいた。丁度岡崎らが訪問したこの時も、智代が来て「全校生徒無遅刻週間」について相談に来ていた。
春原を懲らしめ、智代の相談を終えると、美佐枝さんは岡崎、渚を部屋に呼び近所で行われる秋祭りに二人でデートに行くように奨めるとともに、自分の過去を話し始める。
渚は真剣に話を訊いているが、岡崎は段々と眠りの世界へ。
と、そのときどこからか声が聴こえる。
「これから君は過去へ行き、彼女の願いを叶えるんだ」
ここで過去、美佐枝の高校時代へタイムスリップ?というか回想?
本当にここから主は初見です。
志麻君っていうキャラが突如現れることくらいしか判りません。
嬉しいことに美佐枝の制服姿は原作デザよりよかった、と思う。
フルメタのかなめを観ている気分。
というか志麻君金髪なんですね。志麻君、かわいい・・・。
志麻君が光坂の坂を上ると、そこには校門で意中の相手である五十嵐君を待ち伏せしている美佐枝がいた。
志麻君はどうもぼんやりして、空気の読めない性格らしく美佐枝が五十嵐君を下校に誘おうとするも五十嵐君は志麻君が「美佐枝の彼氏」と誤認したことで計画が破綻。
「もう帰るっ!」と肩を怒らせながら家路に着いた美佐枝を志麻君はひょこひょこ付いていく。
当然「なんなのよあんた!」ってなりますね。
志麻君は「願いを一つだけ叶える力を持っている。子供のとき、病院で入院していた志麻君は美佐枝に大きな元気を貰ってものすごく感謝している。だからこの力を美佐枝の為に使いたい」ということで付きまとっているらしい。
まあ普通の人間が相手だったら「なんだこいつは!?」で終わってしまいますが、ここが美佐枝さんのいいところ。面倒見がいい、というか少し抜けてる感じの志麻君を放っておけないと感じたのか、全面的に信じないにしろ、志麻君と結構会話するようになる。
しかし美佐枝ははっきりと「願い」を言わない。というかそんな話信じられないだろっていう風にその辺の話には冗談交じりであわせている感じ。
だから志麻君も去るに去れない。次の日もまた次の日も雨の日だって志麻君は願いを訊くため、校門前で美佐枝の登校、下校を待った。
ところで志麻君のそんな或る意味献身的な姿は校内、特に美佐枝の周りでは周知のこととなった。美佐枝の友達には「美佐枝には好きな人がいるから君がいくら待ってても恋人にはなれないよ?」といったアドバイス?を貰ったり、五十嵐君には本気かどうか定かではないが(多分からかい混じりだろう)、彼は志麻君を「美佐枝の彼氏」ということで一応の納得をしているようだった。
その五十嵐君、実は彼がキーマンだった。志麻君がいつものように校門の前で美佐枝の下校を待っていると、五十嵐君が登場。
「相楽(美佐枝)にちょっと伝えて欲しいことがあるんだ」と。
五十嵐君には彼女がいて、美佐枝の気持ちには気付いているが、それに応えてやることはできない、だからそのことを美佐枝に傷つけないように伝えてくれないか、ということであった。
五十嵐彼女「五十嵐君は誰にでも人当たりがよすぎるのよ」
五十嵐君「性分なんだ、許してくれ」
テラリア充です。
美佐枝の幸せだけを考えてきた志麻君はもうガッカリ。
当然いつもとは違う様子の志麻君に美佐枝も気付き、どうしたのか、と問う。
志麻君はさっき五十嵐に言われたことを「もし自分の好きな男の子に好きな女の子がいたらどうする」といったようなやや遠隔的な(美佐枝が当事者ではないような)言い方で、悩みを相談するが、美佐枝の残念ながら的外れの回答に感情が高まり声を荒げてしまう。志麻君は本当に美佐枝の幸せを願っていたのだろう。
と、そこへ五十嵐君が彼女を連れて歩いているのを二人は目撃してしまう。そこで漸く美佐枝はさっきの質問が自分のことについてだったのだ、と知る。
しかしそこで涙を流したのは志麻君だった。
「なんであんたが泣くのよ?」と美佐枝は不思議そうな様子。
ここで次回へ。
まさかの「続」だ。
スタッフが美佐枝√を2話かけてやるほど重要視していたことに驚き。(まあ内容をあまり知らない主はこれを言う資格はないのだが)
今回は幻想世界パートがあっただけに30分がものすごく早く感じた。
内容がほぼ初見で新鮮だったっていうのもあるかもしれない。
なにはともあれ、今回「光」について触れてきたことで俄然ゆきねえ√に期待しちゃいます。