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粗筋
セバスとグレルの戦いからスタートした6話。
相変わらず緊張感は全くない。
そして悪魔で執事のセバスチャンはやはり最強のようで、
グレルに切りつけられても
「また服をボロボロにしてしまった」と平気な様子。
セバスは本気を出しグレルのチェーンソー(あくまで鎌)を
高級ウールのコートを噛ませて不能にする。
「私ただの殴り合いでしたら少々自信があります」
との言葉通りグレルを痛めつける!

そしてグレルの鎌に噛んでしまっているコートをいとも容易く外すと、
「神殺しの大罪を犯す覚悟はお在りですか?」
「二度同じ命令をさせる気か?」
主人の命令どおり“切り裂きジャック”を始末しようとするセバス。
が、無理・・・・・!
新たな死神、
死神派遣協会管理下のウィリアム・T・スピアーズなる者が登場。
彼は別段グレルを助けにきたという風ではなく、あくまでグレルが規定違反を犯したから引取りに来た、という感じで業務的にグレルを引きずって退場する。
終始クールであった。


日が変わってマダムレッドの葬式会場。

シエルは
真っ赤なドレスを持って参上。
「あなたには白い花もドレスも似合わないよ。あなたに似合うのは情熱の赤、地に燃えるリコリスの色だ、アンおばさん」
一連の娼婦連続殺害事件の真相は公表されないようである。
スコットランドヤードのベテランに言わしてみれば「英国には長い歴史があり、故に古い檻が、
触れてはならない裏の世界が存在する。この事件はその裏の世界の理で決着すべしと判断がなされた」
若手「誰がその判断を」
ベテラン「知りたければ出世したまえ。しかしそれを知ったとき君は後悔をするだろうな。知らなければよかったと・・・」
シエルも、女王が望んだのは“切り裂きジャック事件を終わらせること”であって犯人の名前を女王に報告する気はない様子。
劉に言わせてみればそうすることで「シエルはどんどん泥沼に足を踏み入れていっている」らしい。
シエルは寄るところがあるといい場を移す。
そこは事件最後の被害者の墓であった。
他国からの移民であったため遺体の引き取り手がおらず、
アンダーテイカー曰く“優しい”シエルは墓を立ててやったのだ。
しかしシエルは
「優しくなどない」と反発。
事件当日彼女の命を優先して考えていれば彼女は死ななかった、と。
それを判っていながら見殺しにした。
アンダーテイカーはシエルが女王の番犬であるが故に飼い殺しにならないといいが、と皮肉交じりの台詞を残しその場を去る。
「僕は立ち止まらない。踏み出した一歩に後悔もしない。だから命令だ。お前だけは僕を裏切るな、僕の傍を離れるな、絶対に。」
「イエスマイロード。あなたが望むならどこまでもお供しましょう」
次回へ。
感想
6話は珍しくBパート全部がシリアスでしたね。
主の注目は“6話でグレルが死ぬのか死なないのか”だけだったので、
そういった意味ではBパートは退屈でした。
でも見返してみると、意外とBパートのほうが面白かったりする。
スコットランドヤードの若手刑事とベテラン刑事のやりとりがすごく気になりました。
なんだかあのシーンだけ「MONSTER」を観ている感じだった。
あと
劉が阿片で生計を立ててるなんて、まさにって感じですね。
ところでAパートではグレル死なずにすんでよかったけど再登場ってありえるのか?
でもやっぱ切り刻まれ際に「両親が誰に殺されたか知りたくない?」とまさに死神特権を生かしたような台詞を吐いたからには、出てきそうな予感ぷんぷん。
もはやチートのセバスとやりあったって勝ち目はないんだから、なんか他のギャグ要素で出演希望。
あとウィリアムはちょい役なのでしょうか。公式にはキャラ欄に枠用意されていないようですが。
今回の見所は「やっぱセバスつえええ!」ってところだったのでしょうか。
序盤はあのチート的な強さが面白いと思っていたのですが、それも少し褪せて安っぽい演出にしか見えない、というのが正直なところ。
今回に限っていえばグレルにチャンスを全く与えず一方的にぶちのめしたほうが面白かったかも。
まあ緊張感が皆無だったからあまり意味はないとこなのかもしれないけど。
しかし
福山の演技はさすがでしたね。あれは巧いと言わざるを得ないだろ。
あとチェーンソーにコート噛んじゃったときだけど、ああいう場合言って無理に引っ張ると逆効果なんですよね。簡単に抜けられる方向ってのがどこかにあるはずなんですよ。グレルどんまい!
次回はギャグ回かな?「その執事、遊興」
メイリンの登場求む。