イツモトナリデミテマス
イツモトナリデミテマス・・・
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粗筋
始まりは幻想世界から。
ガラクタは冬が来る前に遠くへ行こうという意志を少女に伝える。
少女はこれからもっと寒くなったら私は動けない、と少し渋る。
それでも行こうと意思を変えないガラクタ。
遠くにはもっと楽しい場所、事がある・・・。
本編。
岡崎、渚、春原は資料室にて有紀寧とまったり。
春原が愛の告白だなんだと莫迦やっていると、そこへ大男が傷だらけで登場。
以前からその大男のような“有紀寧とは釣り合わない風な知り合い”を見かけていた岡崎はこれを機に詳しく訊くことに。
その男が言うには、彼は有紀寧の兄の友達で、
そのグループの間では「姐さん」のような存在らしい。
有紀寧には喧嘩っ早い、世間体では不良とみられる兄がいる。
その兄の友達もまた同種の人間の集まりで、有紀寧は怪我の手当てなどしているうちに、可愛がられ、また癒しの存在として頼られるようになった、ということである。
岡崎、有紀寧らが下校していると、突然有紀寧は何者かに羽交い絞めにされる。
岡崎はまた喧嘩っ早いのが来たか、と身構えるがよくみると少年であった。
「姉ちゃんを返せ」という。なんのことか有紀寧は把握できないが優しく訊いてみると、少年の姉は有紀寧の兄のグループと付き合うようになって、いなくなってしまった。有紀寧の兄、和人はこの地域一体の長、いわば頭だから見つけて姉を取り返そうとしたが、行方が判らない。だから妹の有紀寧のところに話を付けにきた、という。
和人はこの地域の頭、それを訊いた春原は
「俺が和人だ!」しゃしゃりでた。少年に強がった姿を見せ付けたかったのである。
一行はとりあえず落ち着くところ、ということで春原の部屋へ。
勇と名乗るその少年の話をよく訊くと、姉は21歳で急に一人暮らしを始めてしまった。その少し前から和人のグループと付き合うようになったらしい。
それを訊いた春原は「お前がシスコンなだけだ!21歳で家を出たというのは社会に出たということなんだ。お前は花の胞子だ。姉に甘えるのをやめ、飛び立つときなんだ!」となかなかもっともらしいことを力説。
少年はすこし納得したようだった。
そして、有紀寧はそういうことなら知り合いに連絡をとってお姐さんのあてを訊いてみます、ということでこの場はお開き。
次の日、岡崎が学校へ行くと春原の隣に勇がいた。
どうも昨日の春原の言葉を訊き、本物の和人だと本当に思い込んだらしい。
結局なんやかやあり、春原の仮面は剥がれかけ、岡崎ともども教師にしかられたりしたが、下校時間になって有紀寧が姉の居場所が判ったというので、一同はそこへ向かった。
ついてみるとそこは地下のバーのような場所で、まともな高校生が近付くような場所ではない。
逃げようとする春原を「乗りかけた船だ、最後まで付き合え」と引きずりながら、入ってみると如何にも、といったような集団。
しかし彼らは有紀寧の登場に心から喜んでいるようで、その中に勇の姉もいた。
不味かったのは勇が春原のことを本当に「和人である」と認識していたことであった。
その後春原は怖い人に睨まれ、岡崎は年上の女に絡まれるが、渚含めそれぞれそんな雰囲気に馴染み、結構楽しく過ごした。(春原は最後までマジビビリだったようだが)
この後岡崎が渚に平謝りしてたのは面白かったw
一行がバーを後にし夜道を歩いていると、春原が和人であるという噂はいつのまにか広まっていたようで、春原は喧嘩を売られてしまう。
不味いことになった、と逃げる一行であったが敵も追いかけてくる。
するとそこで雷鳴が!敵は次々になぎ倒され伸び上がってしまう。
そこに現れたのは町内パトロール中の光坂高校生徒会長、智代であった。
智代がいとも簡単に一掃したことで一件落着かと思いきや、
「えらい勘違いを招いてしまったようだな」と岡崎。
春原が和人という誤解は解けずして敵はのびてしまったのであった。
次回へ。
感想
待ちに待った有紀寧シナリオ。
いきなりピラフ作ってるシーンが出たときは「嗚呼ほんとに有紀寧の話だ」
としみじみ思った主ですが、なんとか動く有紀寧に萌え死せず見終えることができました。
あ、順序逆ですがアバンの幻想世界は相変わらずのクオリティ。
毎度毎度同じことで褒めても仕方ないので特に言及しませんけど。
7話は
終始春原が好調でしたね。いいぶっ飛び方でした。
勇に名言をぶつけたとき、渚が「芽衣ちゃんのことがあって〜」と春原の成長を匂わせた演出もよかったです。
反面教師ネタも再現されていたしw
けつだけry
で、ストーリーですが、今回はあまりシリアスに立ち入らず有紀寧のほんわかさ、グループでの立場に重点を充てた内容だったと思います。
有紀寧のほんわかさの演出はばっちりだった。
とても可愛く優しい雰囲気満点でした。
おまじない披露が一つだけだったのは少し寂しかったですが、
勇をおんぶしたり、資料室だけでなくバーでさえも割烹着を着る有紀寧のマイペースなところは、可愛く印象的でした。
あとカラオケやっていましたね!名に唄ってたんだろ?サモンナイトの曲とかかなw
やっぱりあの垂れ目は京アニGJというほかない!
ただストーリーには少し残念なところが。
まず舞台の大部分が資料室ではなく町であったこと。
まあ実際クラナドは町と人の関係を描く物語ですので仕方ありません。
町がグループの縄張り争いで大変なことになっている!じゃあ解決しなくては!という設定は原作にはありませんが如何にもクラナドらしい、と感じます。
ただ資料室のまったりな日常を描けばいい、なんていうのは主のただのエゴです。
もし原作どおり進めようとしたって岡崎の立場とか色々ボロがでちゃいますしね。
そう考えると色々と納得がいきます。
有紀寧と和人、それを取り巻くワルな方々、そして町。
これくらいのスケールアップを図らないと有紀寧√をやる意味が埋没してしまうのでしょう。
町の縄張り争いとか不良とか、視聴者が感想を抱くにあたっては、すごくナーバスな題材だと思います。しかもその感想のほとんどはいい方へは転ばない。
どちらかに決定的な悪をつくってぶっ倒して、はい解決、みたいな単純な話ではないだけに、来週のENDへの持っていきかたが気になる。
有紀寧の振る舞いが周りの人にどんな影響を与えるのか、
主人公岡崎は有紀寧になにをしてやれるのか、
視聴者を納得させて有紀寧シナリオを終えられるのか、
実に楽しみだ。
まあ待ってても一週間はすぐ来ますからね。
「資料室のお茶会」でも聴きながらまったり待つことにします。
ところで主的には全く予期せぬところで智代が絡んできました。
あのトンネルで彼女は蹴りをかましたのでしょうが、
どう聴いても銃声にしか聴こえませんw
てかアニメになって動く智代の強さが披露されていますけど、
本当に強いですね!もう智代が町を占めればいいじゃん!
あの登場の仕方は「おお!智代ここできた!」って感じだったので、
かっこいいなあ、と思いながらも律儀に町のパトロールしてる
っていうところにはちょっと萌えました。
あとなんやかや付いて回っている渚ですが、えらい空気ですねw
でもなんかアフターに入ってすごく可愛くなった気がする。
7話もどっかで「うわ、可愛い」と思ったんだけど、どこだったっけな。
まあ渚ファンの皆さんは全く問題ありませんけど。
彼女はこれから大仕事が控えてますし。
心配なのは杏、椋、ことみのいつのまにか結成されたトリオのほうだw
ことみはノーベル賞に向けてはやく勉強しなさいっ!
CD今日くーるー!