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粗筋
結局夜中の騒ぎで一睡も出来なかった大河と竜児は二人でリビングで朝を迎えた。
散々な目に遭いながらも、懲りずにみのりを驚かせる方法を考える二人。
と、そこへ突如北村が登場。何か悪だくみしてるのか〜?と核心を突いてくる。
なんとかそこは機転を利かし「みのりは怖いのが大好きだから喜ばせてあげようと」
と誤魔化すことに成功するが、それなら俺も手伝うよ!と北村も作戦に乗り気に。
北村の案で、土地勘のある亜美も仲間に入れてなにか企てようということになった。
亜美の話では海のそばにうってつけの洞窟があるらしく、案内してくれるらしい。
しかしいざ、海へ出ようというときになって亜美は部屋からなかなか出てこない。
竜児が呼びにいくと、そこには白い水着を着た悪魔のような天使のような亜美がいた。
亜美は竜児たちの作戦を手伝うにあたって条件があるという。
「高須君がそこまでしてみのりちゃんを驚かせたがるのはなんで?」
五秒以内に答えなくては手伝わない、といわれ竜児は困惑する。
結局竜児は亜美の問いに答えることはなく、亜美はそっぽを向いてしまった。
その後海へ行くと、北村が作戦の為に準備をしてくると洞窟へ向かった。
北村がいない間にみんなは昼食をとることに。竜児とみのりのお手製である。
北村が戻り、そして提案する。「近くに素敵な洞窟があるんだ」
その言葉に釣られて、みのりはノリノリで洞窟へ向かうが、
いざ着いてみると、その洞窟はいかにも何か出そう・・・といった感じ。
みのりは少々躊躇うが、結局みんなで洞窟内へ。
北村が準備した、というトリックは油揚げやケチャップ、と非常にちゃちかった。
正直これではみのりを驚かせることは出来なさそう。
しかし竜児がなんとなしに壁に手を当てると、そこにはぬるりとした感触が。
それは昨晩大河の服に染み付いていた、物体であった。
竜児と大河はその洞窟に本当になにか得体の知れないものがいる、と確信。
そんな雰囲気に亜美は阿呆らしいとでも思ったのだろうか興味を失くしたようで、
「近道してさき帰る」と一人違う方向へ。竜児は止めようと亜美を追う。
北村はもっと先へ行ってしまうし、みのりたちはそこに残されるのも嫌だし、
とそれぞれ好き勝手に行動してしまった為、亜美・竜児、みのり・北村・大河と
洞窟内で二つのグループに別れてしまった。
亜美は機嫌が悪いようで、どんどん歩いていってしまう。
それを止めようと竜児も声を掛けると、亜美は急に立ち止まり、
「迷った」と言い出す。パニックになった亜美と本気でびびる竜児。
しかし実はそれは亜美の演技で竜児はまたもや引っかかってしまった。
そんなおどけた様子を見せた亜美であったが、唐突に竜児の気持ちをえぐる。
「みのりちゃんは太陽、高須君は月」みのりと竜児ではうまくいかないよ、
というようなことを竜児に直接ぶつける。竜児はみのりへの気持ちを見抜かれていた。
亜美の言葉を訊き竜児が動揺し、亜美が更に言葉を続けようとしたそのとき、
洞窟の奥からみのりの悲鳴が木霊する。
それを訊き竜児らは一目散に洞窟の奥へ。
竜児と亜美が大河と北村のもとへついたとき、そこにはみのりの姿はなかった。
竜児のやや前方にはみのりのビーチサンダルが片方だけ転がっていた。
みのりを助けに!と北村も奥へ特攻するが、悲鳴を上げたきり帰ってこない。
この洞窟には本当に何かいるのだ、ということが竜児の足を止める。
しかしそこは流石の大河。奥へ唸り声を特攻。そして叫び声!
と奥からはみのりの間の抜けた声が・・・・。「犯人は私だー!」
別荘へ帰り、みのりは事情を説明する。
大河と竜児があまりにこそこそしていたし、
その前後の行動で私(みのり)を驚かせようとしているのだなー
ということがバレバレだったらしい。
しかしその作戦があまりに生ぬるい為、
みのりが本当のびっくりさせる作戦を立て、
北村に手伝ってもらい決行した、というわけだった。
そもそもみのりはホラーが嫌いだと言っていたが、
その発言はブラフ・・・!実は怖いもの大好き少女であったのだ。
その後、別荘での最後の晩はみんなで花火。
「俺はお前がいなかったら寂しいよ。そういうのってお前の気持ち次第じゃないの?」
「私自分が寂しいとか考えたことないもの」
「かんがえろ」
「高須君てさー・・・たまに優しいんだから・・・」
「幽霊を見させてあげたかったの。高須君幽霊見たがってたから。・・・高須君は人が嫌がることは絶対にしない。だからなんで私を驚かせようとしてたのか不思議なんだよ」
「俺も見させてあげたかったんだ、幽霊を」
遠くで打ち上げ花火が上がり、場は大盛り上がり。そして夜は更けていった。
翌日、地元の駅へ無事到着した一行。
それぞれの家の方面へ散っていく中、竜児は大河と並んで帰路へついた。
次回へ。
感想
竜児が心底羨ましいとある12月の深夜・・・。
なんだよーこんな季節はずれな時期に夏特有のラブコメ見せやがって。
完全にフラグ3本立ってるよー。バリ3だよー。あうあう。
夏、旅行、海!やっぱ人の気持ちは揺らぐ季節なのねー。
しっかし亜美かわいいな。小悪魔すぎです!
今回ほど会話が重要な話はなかなかないじゃろうな。
量が多すぎてとてもじゃないけど補完できません。
どこまでが演技か判らなかった亜美の心情が
今回でかなりくっきりしてきたんじゃないでしょうか!!
そして表面的な阿呆阿呆〜感じが強烈過ぎるだけに、
その裏もまた強烈なみのりん!!そろそろ覚醒モード!?
今回はこの二人の竜児への接近度が格段に上がりましたね。
そしてそれをやや不愉快そうに見つめる大河・・・と。
アバンからAパ、と北村がかなりぶっ飛ばして話を先導している感がありましたが、
竜児が亜美、みのりとあんなにも深い会話をしたんじゃあ、彼のギャグも霞みます。
なんというか今回は無粋な感想など書かず、
次回以降、彼ら、彼女らの恋の行方をひとまず見守りたいと思います・・・。
亜美た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!