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粗筋
朋也は始まったばかりの仕事についていこうと、毎日精を出す。
仕事で町中を回るようになって、町に建物が増えたことの変化に気付く。
そんな朋也は仕事が始まってから渚とややすれ違っていることにも気付く。
そんな折、渚に「創立者祭に二人で回りませんか?」と誘われる。
渚が演劇部として舞台に立った日から約一年が経とうとしていた。
創立者祭は日曜ということもあって朋也は承諾。
しかしその前日、朋也は仕事でミスを犯す。
それが判明したのは祭りの当日朝。朋也は責任を感じ現場へ駆けつける。
そこで作業していた芳野は「俺の責任だ」と朋也に創立者祭に行くことを奨めるが、
朋也は「責任取らしてください」と頑としてその場を去ろうとしない。
結局その日中仕事を手伝った朋也が、学校に着いたときには祭りは終わっていた。
校門のところで一人、渚が立っているのを見つけた朋也は駆け寄る。
これまですれ違う場面が多々あっただけに、約束を守れなかったことを
気にする朋也であったが、渚は「お仕事なら仕方ないです」と
笑顔で朋也を許す。二人は焼きとうもろこしを食べながら帰った。
感想
ますますアフターストーリーなクラナド。
寝起きの枕元に渚がいるってすごいサービスですね。
今回引き立ったのは渚の度量の広さと、朋也の仕事に対する必死さですね。
渚いい子すぎる。毎日毎日手料理だし。
「豚さん買ってきましたー」がすごい可愛かった。
もうこればっかりは朋也いい子見つけたなあ、と感心するほかないです。
創立者祭のシーンも本当に「仕方がない」と思ったんでしょうね。
ここまで裏表ないとなんだか可愛い通り越して偉大ですよ。
そして岡崎。まあ右腕のことは置いといて、兎に角仕事頑張ってますね。
「自分の世界が広がった気がする」と彼は言いましたが、
主も社会人になって色んな人と会うようになり、色んなところへ回るようになって
全くこの通り感じたことを今も憶えています。というか今も徐々に拡大中です。
仕事が判ってき始めた頃が一番気抜けやすいですよね。
今回のミスはしっかり確認まで行って、それでもミスがあったわけですから、
芳野自身が言うように、間違いなく芳野の責任。
それでも駆けつけた岡崎は社会に出て町を整備という
裏方でありながらとても重要な仕事をする会社に身を置いたが為に
物凄く責任を感じたのでしょう。責任感の塊でした。
仕事と恋愛というのは間違っても比べることは出来ませんが、
あの場面で有無言わさず現場へ急行したのは、
勿論責任感といつも傍にいるが故の渚への甘えもちょっとはあったのかな、と。
でも渚はできた子だから仕事と自分を天秤にかけるような愚行は全くしない。
最高だろ・・・・・渚。たぶん二人で並んで焼きとうもろこしを食べるだけでも
渚にとっては至福の時なんだろうなあ。
或る意味渚のそういったところは常人とは結構ズレてる。
岡崎はそういうところはまあ普通。一般的。だから渚に責任感じる。
まあそんなことで責任感じないでくださいというのが渚の気持ちだろうか。
こんだけ器のでかい人間が身近にいたら朋也が甘えたくなる気持ちも
判るってもんです。渚の“よさ”は朋也を駄目にするのか、いい方向へ導くのか。
気になる次話のタイトルは「突然の出来事」なにやら不穏な空気。
追記:ハイクオリティすぎだろ、ライトセーバー!
今後、生き抜き展開では春原でなく古河夫妻が場を和ませるのですね・・・。
やっぱりちょっと悲しい。