CTCの「あかね色に染まる坂」から約30分後の最終回。
主が今期観ているアニメの中では二番目にエンドを迎えました。
さて、総括記事としては最初の記事となります、この記事。
最期まで観たからかけることを中心に書きます。
まずずばり正直な感想を述べると、残念ながら面白いとは言えませんでした。
ところどころ面白いところは勿論ありましたけど、全体としては残念だったかな、と。
主はこれの原作をシリウスで読んでいて、結構好きです。
おそらく今日か明日、原作6巻限定版が届くはずです。
原作を買い始めたのはアニメが始まってからなんですけどね。
アオが可愛すぎて是非手元に置こう、とまあこんな心境で揃えることに。
原作知っててアニメ化、そして監督松尾というのは、
「紅」に次いで二回目の体験でした。(ローゼンはアニメ→コミック)
松尾・花田コンビはローゼンの二期、OVAのコンビですね。
「紅」については賛否両論ですが(まあ大抵はそうだ)、
結局アニメ化の評価は好評意見のほうが多かったのではないでしょうか。
主も毎週かなり楽しみにしていましたし、最も意見が割れているであろう最終回も、
九宝院の家の異常さを残してありましたが、人物は非常に人間臭く、そして弱く、と
紅がアニメ化してからずっと一貫されたテーマが突き通された感じで、
まったく文句なしの非常にいい出来だった。
だから期待はかなりしていたのですが・・・うーむ。
別に原作厨ではないので、原作がああだったのにアニメはこうしたから駄目だ!
と、いうつもりは毛頭ありません。
結局は中途半端すぎたんじゃないかなという印象が強いですね。
退屈じゃないんだけど、盛り上がるところもナシ、こんな印象。
日常を描いたシーンはのほほんくすくすって感じでよかったです。
ここばっかりはプレスコの賜物か。アオがカワイスギル。
アニメ始まる前はことはが好きだったんですけど、
アニメではアオがもう本当に好みに・・・。ここ一月ぐらい壁紙アオですw
で、ストーリーですが、色々と説明不足な感は最後まで残りました。
円神を倒して七郷の開花を止めなきゃマズい!っていう大枠は判るんだけど、
大枠の中というか根底というか、舞台である町の設定や妖怪の設定が
原作では結構細かいだけに、アニメでは消化しきれなかった部分が強いかな、と。
妖怪と人間が共存する町っていうのは、まあ視聴者からすれば
普通には考えられないわけで、だのにこういう町だからねーと
紹介や説明もなしに話をどんどん進められたっていう感じですね。
それぞれ妖怪の能力については、ある程度ところどころに描写されていたので、
日常系のシナリオ部分は理解できたし笑えたからいいんだけど、
クライマックスである対円神のところでボロがでちゃったんじゃないかと。
キャラにしてもこの作品、カルテットと銘打つわりに重要キャラけっこう出ます。
土地神の姉妹、玄六じいさん、じゅりさん、篠塚、元老院などなど。
それぞれにスポットを当てる尺がありませんでしたね。
恭助、桃華の過去もほとんど端折られた感じでしたし。
全部通してやっぱりうわべだけのエピソードしかありませんでした。
ヒメの町に対する気持ちや必死さとか、秋名の調律することへの気持ちとか、
恭助のヒメに感じている恩とか、円神が七号を開花させようとした理由とか、
ギンと秋名の過去の友人関係とか、アオのパンツとか・・・。
なにかこう、押しが弱いというか繋がりとか絆とかを感じるほどまで
話や関係が成熟されていない印象を受けるんですよね。
成熟しきってないうちに話を進めた、結末という実をもいでしまった感じです。
だから観ていても感情移入できないし、ああそうなんだ、で終わってしまった。
2クールの枠でやっていたらだいぶ違っていたんだろうなあ、とは思いますが
そんなこといまさらいち視聴者がいったって仕方ないですしね。
アオをはじめキャラは魅力的で、主要面子はそれなりにキャラ立ちしていたので、
なんか勿体無いですよねえ。あのキャラ達ならもっとできる!できる子達だよ!!
円神も駄目な悪役でした。悪役にはカリスマ性が求められる時代なのだ。
まだローゼン二期の槐のほうがしっかりした悪役だったよ(ヘンな日本語)。
最終回の一難さって・・・の後、事務所でのアオ×ことはのくだりとか
かなりいい感じでした。gdgdなバトルが長引いていただけに
とりあえず〆としてあのシーンが出てきたので最後はのほほんできてよかった。
このアニメ、バトル抜いたら面白いところばっかじゃないか?
と思えるくらい日常シーンはのほほんとしててよかった。
なにか些細なトラブルを増やして、それが全部円神の伏線でした、
で、二期で円神にスポット当てます、っていう感じにしてくれたら・・・!
なまじ円神を調律してしまったばかりに、二期絶望的じゃないのかね。
もし、もし二期あったら松尾お得意の復活劇ですかね。
キャラは好きだし、ここで終わりは納得いかんから二期を切実に所望する。
秋名も結局ほとんどいいところなかったしね。
日常パートがよかったっていうところは上でつらつら述べたんでよしとして、
OPEDもよかったですよね。OPにいたってはCD買っちゃったし。
BGMは最初妙かと思ってたけど、最後のほうはきたーって感じになってた。
あとDVDのCMは秀逸。最後のほうバトルが続いたときは、
なんだか唯一の救いみたいな感じになってた。
それとアイキャチもかなりキレイで凝っててかっこよかった。
とまあこんなところで夜桜四重奏総評終えようかな、と。
肝心のストーリーがあんまり・・・だったので思いいれもできず残念。
ただアオは今期好きなキャラベスト5に入る!アオーーーー!
ってことで二期是非お願いします。
スタッフさん、声優さんおつかれ様でした。
ってこの記事書いてたらペリカン便きたw早速訊いてみたドラマCD。
・・・やはりアオの声いいなあ。もうほんとにいいなあ。頭わしゃわしゃしたいなあ。
全部で6分弱の短いドラマCDです。やはりメインはヒメの唄う町歌。
遂に全貌が!って感じですね。そ〜らがーひーろくっていーいじゃないっ♪
主はPCでアラームかけてるんですが、明日からはこの曲にしますw
しかし・・・声だけだと恭助が一段とセバスチャンだw叩かれキャラだが。
メインパーソナリティとかそういうのなしで、登場人物を紹介すると
ヒメ、秋名、アオ、ことは、恭助、桃華、鈴です。
町歌が欲しい方はどうぞコミック6巻限定版をご購入なさってください。
う〜ん短いけどやっぱりこの雰囲気いいなあ。
それと6巻表紙の鈴が激烈カワイイ!