いろいろ名言(迷言!?)を生み出した鉄のラインバレルもついに終局。

粗筋
浩一は本当の正義の味方に!
絵美が殺され、怒り狂う浩一は暴れ散らかす、
が、マサキに決定的な一撃は与えられない。
そこへ死んだはずの絵美が浩一の前に現れ
相変わらずの厳しい言葉を浴びる始末に。
絵美に窘められ冷静になった浩一は、
ラスボスことマサキに遂に会心の一撃を食らわす。
だが、まだ足りない。高蓋然性世界との繋がりはまだ開かれる。
ラインバレルのエネルギーはもう尽きかけていた。
それを察知した森次は、ファイナルフェイズを決断する。
浩一は地球を守るべく、全マキナの力を集め最後の一撃をかまし・・・・!?
感想
「ラインバレルが私を守ってくれたんです」
たしかに、私は、絵美は生き返るだろう、と思っていた。
だが、まさかこんなにも簡単には生き返るとはw
寧ろ、死んでいたのかさえ、怪しい。
えらい軽く扱われたなあ、「絵美の死」は。
だけどそれがラインバレルらしさかもしれませんね。
でもでも、ロボアニメ正統派ともいえるアツさがあって
なんだかんだ最後もすっきり終わってよかった。
ただ全体の「とにかく気持ち、気合だ!設定?そんなもん気迫で押し切れ!」
っていう雰囲気は最後まで変わらず、だったかなと。
ギャグ色が強かったのもあり、あんまり違和感なかったけど
最後の浩一覚醒とかやっつけ以外のなんでもないと思うw
最終局面で加藤機関とJUDAが手を取り合って、っていうのも悪くないが、
やっぱり「人の死」を軽く扱ってるなあ、って印象。
加藤ほどのブレインを持つ男ならもっと他のやり方があったんじゃないか、
そう思えてしまうのも事実。
ジュディの死は無駄とはいえないが、茶番に巻き込まれた故だしね。
派手ともいえるギャグによる演出はこんな死生観を考えさせない為の
予防線だったかもしれませんね。
個人的にはアツくはなるものの、泣き所というのはなかった。
いい意味で無感動で見られたし、制作側が「面白いだろ!」っていう
演出も素直に楽しめた。深く考えずに済んだっていう感じです。
3話くらいまでは浩一がもう本当に糞で、いつ切るかって思ってましたが、
これも慣れですね。最後はJUDAメンバー同様浩一にかなり期待してました。
というかラインバレルには跡付けっぽいミラクルパワー多すぎてw
超性能すぎるだろ、ラインバレルwもはや最後はチートという他あるまい。
だがそれがいい!
ただ浩一が主人公としての資質を得るのに時間がかかり、
物語りもそこに重点を置いただけにサブキャラが生かしきれなかった
っていうのはちょっと残念かな。
サブで引き立っていたのってサトル君くらいじゃないだろうか。
あとなんやかややっぱ森次すげえwというか中村悠一VOICEかっけ!
森次とサトルの今後が気になりますなあ。どんな道に進むのやら。
あと浩一と絵美が現世に帰ってくるとき子供の絵美&浩一とすれ違いましたが、
あれはなにを表現したい描写だったのでしょうか。
まだまだ平行世界はあるんだぞっていうことかな?
メカについてはさすがGONZOって思いました。
バトルシーン動き早すぎで見えねwwwwGONZO超性能すぎwww
メカデザインについてヴァーダントとラインバレルは
ギアスのどのメカよりもかっこいいかもしれん。
まあロボットものにしてはヘヴィじゃなく、気軽に見られてよかったかな。
おそらく二期はなさそうだけど、原作とはだいぶ歩みが違うようなので
そっちもチェックしてみようかな。
ところで浩一はやっぱり絵美とくっついたのかな。
理沙子どんまいとしかいいようがないけど、まだ中学生なんだし頑張れw
制作、声優のみなさん2クールご苦労様でした。
GONZOには次期の「咲−saki−」期待してますw