粗筋
泰子の実家を訪れた竜児と大河。
竜児は急病という嘘をついて泰子をおびき出すことに成功する。
何十年振りに再開した泰子とその両親。
泰子はしっかり竜児を育てたという事実を両親に認められ和解。
一方竜児、大河も逃げていたら何も始まらないという思いを胸に帰郷。
次の日恋ヶ窪先生より大河が退学したことを告げられるクラスメイト達。
みのりは何故竜児だけ帰ってきたんだ、と責めてるが、
それは大河の決心を後押しし、それによって竜児も何か心に決めたことが
あってのことだった。
一年後、竜児らは無事高校を卒業する。
感想
落ち着くところに落ち着いたって感じですかね。
結局大河と竜児が結ばれたので、ストーリーとしては凡庸な印象。
大河を転校させて最後の一年を空白にしたのは切りよく終わらせるためなのかな。
竜児は辛かったでしょうねwせっかく彼女できたのに一年も会えないなんて。
まあ、結婚を約束した相手ならそれくらい待てるものなのかね。
大河が丸くなってからはみのりが怖かったけど最後の最後まで怖かった。
つかどれがみのりの本当の顔か判らねえから怖い。
竜児は少なくともみのりを選択してなくて正解だったかもしれん。
(大河が正解か、と言われればそれは疑問符付きだけど)
堀江の演技がお調子者ver.もマジモードver.も迫真だったけに本当に怖いよ、この子。
思考回路が読みづらいところもあって、行動が予測できない。
特に歯を食いしばった表情がもっとも畏怖すべきポイント。
大河は成長したっていうかただ感情の自制ができるようになっただけな気がします。
まあでも高校生の情緒ってそんなもんだったような気がしないでもないな。
なにぶん大河の行動、思考はハードすぎて私にはついていけなかった。
最後のほうは亜美ばっか見てたし、あんまり気になることもなかったからいいんだけど。
大河が何故みんなから愛されるキャラなのかは判らず仕舞いです。
で、やっぱり私の一番好きなキャラは亜美ですね。
なんか登場以来ほとんど空気だったけどそれが逆によかった。
最後、体育倉庫での竜児との会話ですべて解決ってことですっきりしたし
写真で竜児に「笑いなよ・・・?!」って台詞は最高でした。
なんだかんだ最後のゴタゴタでも亜美だけ一歩引いてて
且、発言がストレートだから彼女の台詞が一番笑えたよ。
亜美なら舌打ちもヒステリックもすべて愛せそうな気がするのは完全な贔屓です。
ほんとに亜美おつかれ!亜美とのお別れはかなり寂しい!