粗筋
インフェルノはファントムの二人の暗中飛躍で勢力を拡大していた。
あまりの急激な拡大によって組織行動に破綻が起きないかをクロウディアは懸念する。
しかしサイスのぬかりない主張をマグワイヤが受け入れたことで組織の方向は決定する。
今回のターゲットはダラス・マフィアのボス、ドン=ルシオ。
ウォレス大尉を始末してから、ツヴァイの暗殺者としての能力は飛躍した。
今回の任務もぬかりなくこなすツヴァイ。その彼の眼にアインは怯える。
次回へ。
感想
サービスだけでなく伏線らしきキーワードをばら撒くとは・・・。
東のエデンに続き、こちらも1シーン1シーンに釘付けです。
冒頭は原作未プレイの人なら誰しも驚いたはずw
アインの一言目が「どーぉ?」とか萌えないはずないじゃないか。
ずっとあのキャラでやれ?いや違う。普段があんなんだから余計萌えるんだ。
あまりにいつもと雰囲気が違う二人、しかもなかなかロングだったので途中から宗介とテッサに見えたwたまらんな〜アインは。(毎週たまらんっていってる気がする)
声も普段より5倍くらい明るい感じで、ちょっぴりタマちゃんに見えたけど、もうテレビの前でにやにやしっぱなし。拗ねた顔とかもうほんとなにかばくはつしそうなきぶんになったよ!!!!!ジト目キャラ好きとしては嬉しすぎるシーンが多々あって、サービスどころの騒ぎじゃない。もう祭りだよね、心の中で。水着もくびれが艶めかしすぎるし、なにあのちょっとテレちゃった表情は!ぶっこわれちゃうよ私!そしてあれが演技っていう、ね。すごいよ、すごいよアイン!演技でもいいからあんなにキャッキャしたアインとデートできたツヴァイは幸せ者だろ。うらやましいよ!!でもいいんだ。ツヴァイ、君がいなかったらはっちゃけたアインなど見れなかったんだからね、君には感謝してるよ、うん。でも不思議だよね。普段と違うアインを楽しんでいるはずなのに、シーンが進むにつれ心のどこかでは「普段の冷徹なアインが見たい!」って気持ち湧くんだから。はしゃいでるアインに500ぱーせんと満足してたけど、10ぱーせんとくらいそういう気持ちがあったんだ。そこでツヴァイ、君の出番だったんだ。よくあそこでアイス落としたよね。迂闊だよ!ミサイル落ちちゃうよ!!!なにげ自分の紙コップはキャッチしちゃって超人っぷり見せつけちゃってさ。でもそのおかげで普段のアインが見られた、感動した!あの変わりっぷり!この感情はなに?ギャップ萌え?冒頭から普段とのギャップに萌えてそっちに慣れてきたあたりで普段のアインに戻ったことで更にギャップ萌えしたよ!なにこのダブルパンチ。へけけへけけしすぎたせいで五月蠅い!って隣人に怒られちゃうよ。隣の人に迷惑だから叫ばんと心掛けてたけど、ビンタしたシーンは堪えられなかったよ。ダブルパンチじゃなくてシングルパンチきたよ!アインにビンタされたいよー!いや何が言いたいかって、アインが可愛すぎるってことにきまってるだろーが!!!!!
さて、ツヴァイの才能がもろに表現されていましたね。いいねーこの設定。
でも1話くらいアイン強すぎ!!!っていうストーリーも見てみたかった気がしないでもない。まあツヴァイの暗殺者としての成長過程を飛ばしたんで、このシナリオは仕方ないですけどね。
「私が2年かけて辿った道のりを、彼は3ヶ月で駆け抜ける」
この台詞はなかなか衝撃的且つ寂しげで重い言葉でした。
「かつての私、もう一人の私。怖い。私のありのままの姿を見てしまいそうで」
これはかなり意味深長な台詞でした。あなたは私、私はあなたってのはアニメのなかでけっこう頻繁に使われる表現だけど、結果イマイチってことが多いイメージがあるので、ファントムにおいて、この台詞はどういう意味を持つのか期待と不安が入り混じった気分です。
一方ツヴァイは「ずっと仕事を続けている。僕は・・・・」とか「犬小屋でただ役目を待っている猟犬が二頭。それが今の僕たち。そしてまた・・・」など“敢えて言わない”台詞がツヴァイには非常に多いですね。続く言葉は予想しやすいけど、台詞として言わないからこそ、その含みは視聴者に委ねるっていう感じが非常にいい。
で、今回はギャグ要素も強かった。まず突っ込みたいのはサイスの仮面wwwwあれはwwww変態っぷりを露呈した様なデザインでしたね。しかもオープンカーで逃走って暗殺組織としてどうなの?セオリーなの?このへんは結構疑問w
あとマフィアのボスともなる野郎が孫娘の誕生日プレゼントを買いにお使いにくるって設定としてどうなのwなんでそんなゆるいのボスwボスかわいいよボス。でもアインに車中で殺されるときすべてを覚悟した感じな演出だったのはよかった。あれで「やめてくれぇ!」とか言ってたらダメダメなボスすぎる。
それとミッションシーンでのBGMはやはりいい!あれはアツい曲だ。かなり盛り上がります。
さて、サイスとクロウディアの対立もなかなか表面化してきたし、ツヴァイの覚醒は止まらないし、アインは怖いとまで言っちゃうし、どうなるんでしょう今後。来週のOAが楽しみ過ぎて眠れないぜ!
今回後半で二人が潜伏していたのは韓国でしょうか、それとも米国内のコリアタウンでしょうか。NOIRではアジア編の舞台は台湾、MADLAXのガザッソニカは南米と東南アジアの折衷っぽかったですが、韓国はまったく顔を出しませんでした(まあ、そんなこと言い出したらキリがありませんが 笑 ちなみに、韓国も人の世ですから当然ヤクザはいまして、韓国版仁義なき戦いっぽい本が結構人気があるようです)それが、今回ここで「韓国っぽいもの」がちょろりと顔を出すのにも、前回指摘された時代の変化(韓流ってやつの隆盛)を感じたりしました
しかし今回は前回以上にアインの画像採録が凄いですね。今回は偽装の部分もそうでない部分も、いつも以上に「表情豊か」な彼女でした(文字通りの百面相)誰も見てないようでも車に乗るまで偽装を解かない彼女は、さすがプロという感じの描写です。それがまた、「怖い…」というセリフとあいまって、結果としては雰囲気を重くしていました。ただ偽装中にも表情の揺らぎの中に演技なのかそうでないのか曖昧な部分があり(抱擁のシーンなど)、かなり濃度の高いつくりになっていますね。この辺はやはり真下流と思いました
ミッションシーンにかかってた曲はこの調子だと近作のキメのシーンの定番曲のようですね。早くも耳から離れなくなってきています。NowhereはOPシングルにカップリングでついてきましたが、これはそうもいきそうにないので、NOIR以来ひさびさにOSTを買うかどうか検討しなければならないことになりそうです(笑)
それでは失礼します
>日本らしき風景が出てくるのはEDの方でしたね(汗)
EDでアインが寝転んでゴロゴロしてるところは確かに日本のどこかの交差点ぽい雰囲気ですね。信号機のデザインが完全に日本モノですし。あと1話最後で日本人女子高生が出てきたことを、あまりにもアインに夢中で忘れてましたwツヴァイは確実に日本人ってことで日本が舞台になることは濃厚かもしれませんね。でも、アメリカの裏社会を仕切る組織が何故日本に上陸?っていう気もするので、どうストーリーが繋がっていくのか楽しみですね。今のところ公式にも日本人キャラが二人いるので、彼らがいつ絡んでくるのか見ものです。
>今回後半で二人が潜伏していたのは韓国でしょうか、それとも米国内のコリアタウンでしょうか。
私は何の根拠もありませんがコリアンタウンかなーと思って見てました。でももし二人が朝鮮半島に上陸しているとしたら、上記の日本舞台説の可能性も途端に色濃くなってきますね。アインが最後にモンゴルの旅行情報誌を持っていたので、本当にアジア進出してくるのかも、と思えてきました。
>今回は前回以上にアインの画像採録が凄いですね
今回見せたアインのギャップはかなり貴重だ、と思って大量にアップしましたwファントムという作品自体暗い雰囲気強めなので、息抜きではないですが、あの笑顔には心満たされましたw
>ただ偽装中にも表情の揺らぎの中に演技なのかそうでないのか曖昧な部分があり
確かにこれは強調されてましたね。3話までの無敵超人ぷりとはほとんど正反対に“脆さ”さえ感じさせる今回のアインには、萌えましたが、同時に不安も感じました・・・。強いと信じていたキャラが崩れたとき特有の寂しさも4話では感じましたね。
>ミッションシーンにかかってた曲はこの調子だと近作のキメのシーンの定番曲のようですね。
あの曲はかなり盛り上がりますね!さすが鶴岡氏。選曲が素晴らしい。いや、真下監督の作品は音楽もかなり魅せてくれますよね。ヤンマーニの盛り上がりが懐かしいwちなみに私はKOKIAのOP曲買いました。いやはや、この曲も物語への入り口として素晴らしい曲です。
コメントありがとうございました!