一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。
粗筋
木星の大赤班の影響で電力異常、重力異常を起こすレオパルドコロニー。
みるみるうちに木星へ引き寄せられ、このままでは墜落してしまう。
しかしそれに対抗する策はなく、船内に再び焦りと苛立ちが吹き荒れる。
その最中、良い考えがありますよ、と桜の帽子が喋りはじめた。
弁慶の出力を使い引力から脱しようと、帽子であり異星人でもあるゆぴたんは言う。
さっそく作戦に移る弁慶であったが、思った以上の木星の重力に焦る。
人生50年、人間、人生で一度は頑張りなさい、と敦盛を舞うつつじに煽られ、弁慶はフル回転。QTアームズでそれを助力するという一見無謀な手助けも功を奏し、レオパルドコロニーはなんとか危機を脱する。
さらにゆぴたんは言う、木星のリングステーションのエネルギーを使いハイパージャンプすればカークウッドへ戻れる、と。ちなみにそのリングステーションには以前、反ネルヴァル組織の拠点として軌道喫茶えにぐまがあったそうだが、今はなかった。一刻も早く地球圏に戻りたい乗員たちはレオパルドを急かすが、彼はなかなか重い腰を上げない。それもそのはず、以前ナミの操作する箱部隊の精神攻撃によってレオパルドはコロニー本体と接続できなくなっていたのだ。
一方、カークウッドでは箱の支配体制が色濃くなってきた。スール学園もほとんどの人間が箱に捉えられ、フリオとネネコは脱出を試みる。校外に出ることに成功はしたものの、あたり一面は雪。そして二人は恐るべき光景を見る。ナミが人間を強制的に箱に詰め込んでいたのだ。
ちょうどその頃、元公安として腕の見せ所と奮起していたブー・ミンはカークウッドに生き残った人間を救出しようと訪れていた。しかしその帰り際、ナミらに動きを察知されカークウッド避難民の居場所がネルヴァル側に見つかってしまう。
片っぱしから箱詰めにしてやろう、力を得たナミは息巻いていた。が、そのときナミの頭上に黒いコロニーが突如現れたのだった。
次回へ。
感想
つ つ じ w
ここへきて存在感がものすごい。失速感漂う主要面子のお気楽路線を一人で担ってますw
いや、彼女は決してお気楽なわけじゃないんだ。むしろ存在感を現そうと必死なんだ。その必死さが皮肉にもギャグに使われてしまうというw終いには異星人にさえ蔑ろにされ・・・それでもめげず敦盛舞うとか・・・面白すぎだろこの子!つかビキニに着替えてから本当にこのキャラは化けましたね。特徴らしい特徴は眼鏡くらいしかなかった子が、今ではトラ柄ビキニを着続け、みゆきちの声を手にいれ、ぶっ飛んだ人生観を語るという意味不明なキャラに成長しますたw今回尻もちついたときにおっぱい揺れたりとスタッフ陣もつつじお気に入りなようですな。
さて、突如出てきたゆぴたんですが、なんだこいつー!
異星人って、何故人間が基準にw過去に宇宙戦争でもあったのでしょうかね。実はナビ人ももとは異星人で、戦争勝利による人間の配下だったりして。
こいつが今後も出てくることはあるんだろうか。別にあの場面、桜の閃きでよかったじゃん、とは思いますがエニグマあたりの説明要員として木星人が欲しかったようですね。
桜は帽子ないほうが可愛いと思った。
いつき君が「あなたはまた思いつきで!」と叫んだ場面はヒヤッとしました。まだ女たちの戦いは終わっていなかったのか、とドキドキしましたが、なんやかや仲直り成立したみたいで良かったですね。
今回はAで秋葉たちを追い、Bでカークウッド周辺を追ってましたね。サブキャラ・敵側の活動を2週続けて追ったことでストーリーに繋がりが見えてきたような気がします。
驚きだったのは生徒会長、真宮寺の発言。彼は本気でカークウッド住民を助けようと避難船を抜け出そうとしたのでしょうか。彼にあんな道徳心があったことが意外でしたw
それと気になるニーナの過去ですが、エミリオ君の発言から察するに昔はワルだったぽいですね。私も周りに警察官の友人がいますが、確かに大学を出る時「こいつが国家権力に携わることになるのか」と驚いたものです。人の行く末なんて本当に判らないものなんだな、と。
あとナミは完全図星でしたね。デザ的に完全に浮いてるモデルのあの子でしたが、なかなか的を射た発言で驚きました。結局箱詰めにされちゃったけど最後までナミに敵対心むきだしのその心意気はなかなかよかった。
そして完全に別行動の風音姉。正直この方くらいしかカークウッドを救えないんじゃないか、って私は勝手に思ってます。最後は秋葉が〆るだろう、とは思いますが、その礎、道を作るのはきっと風姉でしょう!なんかカリスマ性が溢れ出ているもの。そろそろ金のナビ人の本領発揮をみさせてください。あの金の奴、5話くらいで鳴り物入りみたいなシチュで登場した割には、まだなんもしてないぞw
それと高嶺姉さんが寒そうなのでそろそろ正気に戻すか、せめて屋内に入れてあげてください。