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監督「自主映画って過去の作品で一回やってから〜・・・」
粗筋

ある日、貴子と紫乃は道端で100万円拾った。
お礼として1割、手に入れちゃった彼女らは美術部で映画を作ろうと言い出す。
映画の方向性を部員各々に訊いてみたものの、てんでアイディアがまとまらない。
そこで、それっぽい秋葉に脚本を要望。見事15分で書き上げたその脚本を皆が絶賛。
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かくしてアフロディーナとルナローラの運命の戦いが始まったのだった。
しかしぐだぐだと撮影を続けてみたものの、秋葉は完全に図に乗っていた。
終いには映画の神に裏切られ、大雨が降り出してしまう。
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結局とりあえずは撮影を中止し、服を乾かすという表立った理由と貴子たっての希望で、それぞれはスクール水着に着替えてみたものの、特にやることはなく先人の遺産であるゲームをしていたのだが、外の嵐の所為で停電になってしまう事態に陥り、その闇の中で仁はレンタルDVDに躓くという不可解な行動を取った上に、実はそのDVDは秋葉が今回の映画撮影のために参考にしたもので、しかも日付を確認してみたら既に返却期日を過ぎており、10万円ぎりぎりを既に映画撮影に費やしてしまった貴子は、一銭も払う金は残っていないのだから今すぐ返却に行けと秋葉に命令したのだが、なにせ外は大雨だけでなく風も吹き荒れていて、たかが100円や200円の延滞金の為にレンタルショップへ行くことはどう考えても馬鹿らしく、貴子も実際のところ本気で言ったわけではないわけで、あたしがなんとかしてあげると言っては見たものの、何故かここで秋葉が意地なのか男気なのか判らない奇妙なアツさが沸いて出て、行かせてくださいと嵐に立ち向かうことを決意したわけで、ならばおれも行くと言い出した者3名、仁、ナギ、大鉄は敢然と嵐の中に出て行ったわけだが、まず大鉄が強風で飛ばされてきた看板の直撃により命を落とし、続いて秋葉がとある町中の風景とは思いがたい鉄砲水に攫われて、結局仁とナギの二人だけがレンタルショップへ辿りついたわけだが、延滞金の210円を両者ともに持っておらず、結局これがオチになったわけで、実はこのシーンを映画に収めていたのだが、本当にどうしようもなく下らない話だったわけで、貴子がこんな出来に満足するはずないだろうと皆は危惧したのであったが、彼女は再び道端で100億円ほどの金を拾うのであった。
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パート2に続く。
のか?
感想
最終話から半年。衝撃的にカワイイOPを発端に見事に嵌ったかんなぎのDVD最終巻が届きました。ようやくだ!って思いはこれっぽっちもなく、もう5月も末か!と妙な感慨に耽ってみたものの、そういえば未放送の話が付いてくるんだったな、と思い開けました。かんなぎDVDの封を切るのって実は1巻以来。2〜6は未開封のまま保存されますが、売るつもりとかじゃなくてまあ時間の都合上、ね。

早速見たんですが、やっぱりOPが秀逸。もうOPについて書くことはないから飛ばしますが。
で、本編。なんというかな、私の中でかんなぎはシリアスなまま幕を閉じ、DVDも見ずにいたからすっごい久しぶりのまったり感に懐かしさと心地よさを感じました。
「10万円とな!10万円とは何万円じゃ!!」
そうそう、こんなナギのお惚けな台詞が本当に好きなんだわ。私的にはやっぱりかんなぎにおいてストーリー性なんぞ飾りに過ぎないんですね。もう雰囲気さえよけりゃなんだっていい、こんな気分にさせてくれるアニメってのもなかなかない。
で、ものすごーくぐだぐだ進むわけですが・・・すっげえ突っ込むのメンドイwかんなぎに懲りてギャグアニメのレビュは率先して書くのやめよう!とまで思ったくらいだから。しかしまあこのめんどくささ健在ってのは嬉しいことなのさ。
あまりの見事なぐだぐださに感服の念すら禁じえない。それでも面白いってなんだよそりゃ。コメンタリ(以下AC)で脚本の倉田さんも言ってるけど、オリジナルだと本当に秋葉と貴子の台詞が多いのよねw結局彼、彼女が著しく低い基準ではあるけど、かんなぎの世界ではもっともまともで、ストーリーを進めるために欠かせないキャラなんだな、ってことが判りますね。もう軸の時点でズレズレなこのキャラ陣。まともなストーリーになるわけがない。
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突っ込むのがメンドイから止そう、と考えると、まあ書くことないよね。
ナギが可愛い、ざんげが可愛い、つぐみが可愛いくらいしかない。
ナギは中の人が嵌りすぎてて、もうほんと生き生きしてる。こんな阿呆なメイクが似合うヒロインとか最高に笑えるw水着に着替えてつぐみとざんげちゃんの諍いを止めたときのチープなBGMとか。ホント扱いが酷いなこのヒロインはw
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ざんげちゃんは色気も台詞も凄まじいねw引き笑い面白かった。あと「愛だの恋だのへそで茶が沸きますわ〜」「そうはイカのちょんまげよ!」とか台詞がイチイチ面白いし制服姿でさえエロすぎる。むしろスク水はエロくなかったのが残念wなんでだろ、私スク水属性ないのかも。
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つぐみはもう・・・沢城様が素敵過ぎて。「山田クン、幼馴染ダカラ一緒ニ帰ロウ。ッテ、キャー!山田クンガ大変ナ目ニ!許セナヒィー!ヨクモ山田クンヲ。ン〜ユルセナヒィ↑」演技が下手なつぐみを演じる沢城さんが最高にツボ。ACで皆「巧いな〜」って言ったのも笑えた。
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「はめっちんぐビーム!」
それと男たちも頑張ってました。
秋葉「ダ・ダ・ダ・大鉄!そこに入れろ!」
大鉄「え、どうやって・・・」
秋葉「こ・こ・こ・こう後ろから突き上げる感じだあ!」
御厨「大鉄はやく入れてくれえ!」
秋葉「あ〜!そっちの穴じゃない、こっちだあ!」
大鉄「こんなところに入るのかあ!?」
御厨「頼む大鉄、ダメなら俺がいれるぅ!」
どんな会話じゃいwwwwwゲームとかの枠を超えてナニを意識させたいんだっての!
その後は世の男性へのサービスのつもりだったのか、ざんげとつぐみが胸突き合わせる、もとい角突き合わせたシーン。秋葉はそれでもかというくらいゲームに集中してるあたりが流石w暇つぶしで始めたゲームでさえ本気になっちゃう人っているわw
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で、そんな秋葉の所為でものすごく突っ込みどころ満載な展開になるわけだが、心の中で突っ込むことにしよう、逐一突っ込んでたら自分が虚しくなりそうだしw強いて突っ込むなら鉄砲水のシーンで予算使い果たすだろってことくらいだ。むしろあのシーンにACで「この町おかしい」って突っ込んでた某ざんげの中の人が一番面白かったわw
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2段オチはよかった。この絵シュールすぎるw
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と、まあ本編のぐだぐださに引きずられ(自分の能力を棚に上げ)、感想も酷くぐだぐだなわけですが、まあいいじゃない!ひとつ言えることはパート2といわず、2期待ってます。
ああ、それと最後のエンドカードは原作者さんでした。以上。
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追記:13話をなんとなしに見てみたら、なんか・・・・イイ話だった。時間が経つと判らぬものだね。あと特典映像のナギの台詞が酷過ぎるw