2009年06月27日

【アニメ映画】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破【感想】

観てきました。

ネタバレあります。未見の方、閲覧非推奨です。
※あらすじは視聴後回数を追うごとに補完する予定です。

1回目:6/27 UNITED CINEMAS豊洲
「1回目感想記〜アスカアスカいっててごめんなさい〜」(6/29 8:00)
2回目:7/1予定
  


   

 
  
 

 
  

粗筋


欧州にてマリの乗るエヴァ仮設5号機が第3の使徒と共に粉砕。

シンジとゲンドウがユイの墓参り。シンジとゲンドウがまともな会話をしている。
その帰り、シンジがミサトの車で移動中襲来する第7の使徒。長い脚? がややマトリエルを彷彿とさせるデザイン。ミサトも予期せぬアスカの登場で無事撃沈。
ネブカドネザルの鍵を持って加持が欧州より帰国。ゲンドウのもとへ。

アスカ、ミサトの家へ。シンジらとの同棲始まる。ストロー。
シンジら一行の社会科見学。海を泳ぐ魚を見て驚く。シンジが手料理を皆に振舞う。
シンジの味噌汁に影響されてか、レイが料理を始める。レイの狙いはシンジとゲンドウの友好化。密かに食事会を目論む。ぽかぽか。
そんなレイに影響されてか、アスカも料理を始める。

ゲンドウ、冬月は月でのエヴァ製造? を見学に。カヲルを目撃する。
第8の使徒襲来。ゲンドウ不在ということでミサトが指揮を執る。成功することが奇跡に近いミッションをチルドレン3人の活躍で無事使徒殲滅。サハクィエルのエピソードに近い。
マリ、パラシュートで空から密入国。落下地点にはシンジ。L.C.Lの匂いを嗅ぎつけシンジがエヴァの搭乗者であることを知った後、去る。

北米で4号機とともに研究所が突然の消滅。
3号機日本へ輸送完了。パイロットに選ばれたのはアスカ。
3号機が使途によって浸蝕され、松代の研究所で大爆発。ミサト、リツコ、アスカ生存の危機。展開は原作のバルディエルとの戦いとほとんどマッチし、殲滅を拒否したシンジに変わりダミープラグによって操作された初号機によって第9の使徒粉砕。アスカの乗ったエントリープラグも初号機に噛み砕かれる。シンジはその後「父さんはアスカを殺そうとした」と未遂を匂わせる発言をするが、事件以後明確にアスカが生存している描写は本編ではない。

シンジ、もうエヴァには乗らないと宣言。ゲンドウの「大人になれ」という言葉に反発し、その後ミサトの部屋を後にする。
第10の使徒襲来。これまでの使徒とは比べ物にならない強さはほとんどゼルエルに近い。マリがいつのまにか2号機に搭乗し出撃。裏コード「ザ・ビースト」なるものを発動させるが倒すには至らない。その間、レイが修理中の零号機に登場しN2爆弾を抱えて捨て身を図るが急所を外す。その後レイは使徒の中に取り込まれてしまう。

避難シェルターで膝を抱えていたシンジのもとに吹き飛ばされた2号機が突っ込んでくる。マリの言葉の影響もあるのか、シンジ初号機の元へ走る。

シンジの乗った初号機は活動限界を超え暴走。ここまで原作のゼルエル戦とほとんど同じ展開を辿るが、使徒を喰うシーンなどはない。初号機暴走中もシンジはレイを助けたいと強く思い、取り込まれてしまったレイの手を掴み救出。リツコ曰く本当のエヴァの姿に覚醒した初号機は3rdインパクトを起こす。カヲル登場。



次回「Q」。










第1回感想
〜アスカアスカいっててごめんなさい〜


兎に角アスカに会いたい!
その一心で苦手な人混みを顧みず一発目観てきました。
まずは劇場周辺の様子を。観賞したのがUC豊洲の10時過ぎからということで、おそらく1回目8時からの上映に比べ空いていたのではないかと。9時30分頃到着したのですが、有楽町線内も豊洲駅もなかなか込んでいてエヴァ効果か、と混雑具合を危惧しましたがそうではなかったようです。なんか他のイベントでもあったのかもしれません。改札を出た7割くらいの人は劇場とは別の出口に向かっていました。シネコンの入ったモール内もほとんどの店が開店前ということで閑散としており、豊洲を選んで良かったと確信。「序」は池袋で見たので人混みすごいわ、パンフは争奪戦だわで大変だったので豊洲の快適さにもう既に感動。劇場のある3Fに上がっても混雑なんて全然で、1回目上映中ということもあり静けさが怖い・・・。とりあえずネット予約しておいたチケットとパンフ、EXTRA04と限定フィギュア付ポップコーン&ドリンクを手に入れて外へ。外は晴れていてほんといい天気でしたね。フィギュアはまあ出来的にも迷ったけどそう値のはるものでもないし雰囲気で購入しました、が、困ったのはポップコーンの処理w 売店の店員さんに量少なくとかいりませんと言えば良かったのかな、失敗した。そんなこんなでポップコーンを頑張って口に詰め込んだり、こぼしたのをスズメが啄んでる姿をみていたらあっという間に上映15分前。3Fへ上がると流石にやや混雑気味でした。それでも1回目上映が終了するとスムーズに席につけたので、池袋と比べてかなり手配がいいなという気持ちのいい印象。席は後部ブロック真中の中央からやや右寄りの席。豊洲は席がほんとうにゆったりですごくいい。普段から利用している劇場ですが、混雑時も閑散時もからわぬ観心地を提供してくれます。エデンの咲のように携帯の電源をオフにして、いざ。ちなみにダレるCMは、「東のエデン」の劇場版CMがあり(TV版のシーンカット)、場所が場所なだけに興奮しました。大スクリーンで見る咲が楽しみですね。それとアニメではマクFやサマーウォーズのCMもありました。




スタジオカラーのロゴ表示のSEは何故かウルトラマン風。序のときがどんなだったか思い出せなかったけど、兎に角第一感想は「何故?」でしたw そしてwktkが止まらない本編へ!


第一声が新キャラのマリだったことにまず驚き。いきなり戦闘シーンでマリ喋りまくり。たった数分で“エヴァという作品にいまチルドレンを増やすこと”への懸念が少なくともキャスト面では吹き飛びました。真綾さんかなりいい演技。多少説明じみた台詞はあったものの、勝ち気でエヴァにどこか病的執着を持つというような性格がはかなりインパクトがありました。シーンとしても仮設5号機が登場し、使徒とともに爆破。でもそれが計画通り、とNERVとは別の場所でのエヴァ
計画を示唆するような感じで新鮮且つ目的不明のそのシーンは、これから新しいことがはじまるんだな、と。そういった意味で改めて正座しなおすような緊迫感があり、思わず飲み物を口にしました。




で、墓参りのシーンを経てついにアスカ登場したわけですが、最初からエヴァに搭乗し第一声はその中から「だっ!」だか「ぐっ」だか声にならない声でしたね。兎に角元気がいい。相変わらずともいえる新劇でのキャラ設定にまず感動より先に「よかった・・・」と安堵の気持ち。確かに若干の声変りは感じたものの、時を経て、また宮村さんが声を当てているという事実に本当に感謝。「あんたバカァ?」バカですよ! ほんとにすべてが可愛い、最高だ。冒頭でもう充分に破壊の「破」としての効果は発揮していたわけですが、やはりアスカの登場シーンの華々しさと刺々しさはいろんな意味で破。劇場のでかいスクリーンに映るアスカをなめるように見るのはなかなか大変でしたが、もう本当にすごいよ、対私へのアスカ効果w ミサトの部屋に来たとき、アスカは私服姿でしたがややゆったり感のあるその服装のせいか胸が減量されたかと思ってちょっと驚きました。なんでアスカの肢体ってあんな艶やかなんだろうね。細いのにエネルギッシュっていうかさ。なんにせよ上記のような心配はまったくもって不要で、相変わらずのその発育ぶりは問答無用でスクリーンを注視させる効果を発揮したわけですががが、目のスペックが追いつかんw 何を思ったか普段のオフ気分でコンタクトではなく眼鏡だったものですから、たまに画面の隅がレンズ外に・・・不覚! 兎に角いま思い出しても興奮するアスカの姿。とりあえず今回の感想はこのアスカとの再会に興奮したことと視聴後の感想を簡単に書いて終わろうと思うw 1日にまた劇場に行きます。今度はアスカだらけの感想にならないといいがw



エントリープラグが噛み砕かれてからアスカの描写がなかったので、スクリーンに対する意識がうわの空というかなんというか序盤ほど咬みついて観ることができませんでした。それだけ衝撃的でした、アスカが3号機に乗るということは。ミサトに素直な心情を吐露したり「私笑えるんだ」とあからさまな死亡フラグを立てまくっていたので、そのあたりからは思わず指をクロスさせ祈るような気持で観てました。経緯が原作版と酷似ということで「まじでアスカここで死んだりするのか? それだけは勘弁してくれ!」と本当に恐る恐る観ていたという感じでした。ポジティブ面では原作とは大きく異なった関係をみせるシンジ&ゲンドウの行動に一縷の望みをかけ、ゲンドウの態度にすべてをかけたんですが・・・この関係性も敢え無く「破」。次回予告で一応アスカの姿をみた今だから言えますが(なんだいあの眼帯は)、本作の「破」という文字に込められたテーマはかなり見応えがあると思います。今回のエピソードは前半から中盤にかけて築き上げた碇父子の融和な関係や、原作同様の闇部分を抱えてはいるものの垣間見えたアスカのポジティブさ、レイの人間味がもたらす彼女の実際の行動計画などを後半で一気に破壊しました。本作単体でみれば私がアスカファンというのもありバッドエンドの印象が強く、そうでなくてもサードインパクトで引きを作った今回は「序」に比べ前半部で作り上げた雰囲気に対してのカタルシスは薄めだと考えられます。しかし第2幕としての位置づけとして、話題作りという面では本当に充実していました。まさに作り変えた今回は大部分が新鮮、且つ原作部分も加わっているということで、古参ともいえる原作からのエヴァファンの大部分にも続きが気になる! という気持ちを抱かせてくれたに間違いありません。



しかしまあ、アスカが次回予告に出てきてくれたことはファンにとって唯一の救いでした。次回作に出ると決まったとはまだ言えませんが・・・。うん、アスカファンにはなかなか辛い展開でしたね。勿論ストーリーとしてアスカを3号機パイロットに起用したことなど文句なんぞいいませんし、今回辛い役回りだったぶん次回作では更なる活躍が見られるのではないか、なんて気分になったりもします。批判とかそういうんでなく、ただただ本当にショッキングでした。それだけのめり込めてるっていう証拠なわけで、ますます目が離せないんですがね。次回出ると勝手に設定して、強いて欲望を言えばあの眼帯は勘弁してほしいw 露骨な傷跡みたいでちょっと辛いです。尺的な問題も勿論あるし、これ以上はただの我儘なんですが元気に活躍するアスカの姿をもう少し見ていたかったですね。ガギエル・イスラフェル・サンダルフォン削除ということで見せ場がだいぶ削られてしまいました。
「みてみてーシンジ、ジャイアントストロングエントリー♪」・・・見たかった!



ではでは〜第2回目の感想でまた!










 
written by 亨太朗23:25 | Comment(0) | TrackBack(9) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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