今秋2期放送予定!
「咲−Saki−」の終了と同時にまたあの面々に会える!
DVD最終巻発売が9/30ってことで、ほとんど切れ目ないぜ!
素晴らしすぎる分割2クール! やっほーい!
さて、とりあえず1期の感想を書き一旦はしっかりと「夏のあらし!」の幕を閉じよう。
途中2度レビュを書いたものの、私が1話からレビュを書いていないというのは放送当初に格別期待していたわけではない、ということの証明なわけですが、その判断が完全なる見誤りでしたことをここに記します。すみません、面白すぎました。
はっきりいってキモチワルイインパクトの強いOPにのせられて、説明もなにもないまま始まった1話。なんじゃこりゃと思うものの、ああ新房監督だなと思わせる独特の作風にまず引き込まれました。そして最も私を引き込んだ要素、それはうりょっちこと白石さんの美少女ヴォイス! 超絶魅惑な声とちょっとお惚けなあらしさんというキャラは最高の組み合わせだったように思います。
それと小見川さんもいいじゃない! ソウルイーターを見ていなかったので真偽は判りませんが、棒である、という噂が各地を巡っていたことを私は知っていました。果たして演技の上達なのかそれとも棒なんてただの噂だったのか、これまた真偽は判りませんが、すごくいい声・演技でした。粗っぽいというか、勢いがあるというか、中学生の男装女子である潤にぴったりだったと思います。ひょんなことから私は友人に「潤は女だ」とネタバレされてしまい、憤慨なことにOAでの驚きというものは感じられなかったのですが、潤だったら男でも女でもイイヨ!!!
そして本作中では厳密にコンビではありませんが名塚さん&三瓶さんコンビ、これまたナイスキャスト! カヤの高貴なるお嬢っぷりは1話から炸裂、勿論好感。そして徐々に崩れるそのキャラ像とカヤの慌てふためきっぷりは果てしなくいじらしい。それとカヤの持ってきたシリアス展開は乙女心まさに成長中の潤との絶妙なコンビでじわり胸にきました。これは比較的お気楽なあらしさんでは出来なかった描写であるといえるし、本作においてシリアスなシーンとしての沈み具合は序盤から考えればかなり本格的で意外な方向でした。純を超えた純であるカヤさんに面と向かってはっきりと意見をいう潤もよかったし、それを聞いてもあくまで大人なカヤさんはほんとに素敵なキャラクタでした。
そしてはじめチャン(読み辛いんで平仮名表記します)。ルックス的にいえば間違いなく下の部類。今期でいえば初恋。の河童くらいの自己嫌悪を抱いていてもおかしくない感じですが、どうでしょうこの自信家ぶりは! 兎に角みなぎるパワー。若い! 1話から見ていて清々しいほどのその直線的な性格は魅力たっぷりでした。これまた美人なあらしさんとの凸凹コンビが作中全体に冴えわたってましたね。科学大好き少年という設定もよかった。最終話で牛乳が云々という場面がありましたが、正直私の頭のスペックではまるっきり阿呆な意見以外は「おぉなるほど!」と馬鹿みたいに賛同していたので最後にはじめが異論を唱えたところはかなり格好良かった。
他にもマスター役に嵌りすぎな生天目さんや加奈子演じるダークな感じの堀江さん、そしてルックスも声もプリティすぎるやよゐを演じた野中さんとナイスキャストだらけでした。
こういったマッチングって全てを言葉で語れるわけではないし、フィーリングに頼るところが多いと思います。それこそ感じることは人それぞれだと思いますが、私にとっては本当に素晴らしいキャラクタたちでした。キャラと中の人が合っている、それだけで完成度が高いと感じてしまうくらいです。そしてよくもまあ13話のなかでそれぞれのキャラを立たせたもんだと。スタッフがそれぞれのキャラを愛し、それぞれ丁寧に描写した賜物だと思います。これについては原作未読という立場が幸いした、という可能性もありますが。
上記豊富なキャラ陣営に加え、相変わらず豊富なパロもやはり本作の大きな魅力。画面を通じてほんとに愉快な気分にさせてくれますね。
それと今回はOPからCパートまで昭和風味を貫いていました。OPのCDジャケ(いやレコードジャケ?)の元ネタなんぞはっきりいってまったく判りませんし、本編中のBGM使用曲も昭和の曲を流すテレビ番組や上司といったカラオケくらいでしか知りません。それでもなんだか愉快になるのはもしかして昭和パワー!? ちなみに名作マンガパロはほとんど判りました。まあ昭和の名作漫画読んでいなけりゃこんなブログ書いていなかったかもしれないしw いや、てか、なんだかこう書くと私が妙に新しい人みたいですがしっかり昭和生まれだったことをなんとなく思考の枠から放棄してたぞ、ごまかすな私! それにしてもやよゐが名言を発するところは毎度かなり可愛かった。下ネタなんかもあったけど、やよゐだからこそ聴きたいっていう魅惑的なご褒美でしたね、Cパートは。だが最後は何故ドストエフスキーw ちなみに「罪と罰」は本国露西亜の国民にとって笑いながら読むなんてこともあるらしい。
ギャグも豊富で萌もある。そしてシリアス展開もとってつけた感は全くなく、本当に満足のいく完成度の高い作品でした。2期発表もあり最終回で興奮が収まるばかりか、まだまだ頂点知らずに盛り上がってます。DVD1巻も24日に届き、最近は馬鹿みたいに特典CDの2曲「プレイバックPart2」「少女A」を聴きまくってます。来週発売のサントラも期待が高まるばかり。ああ、魅力が多すぎるよ。唯一の悩みと言えば原作をどうするか、です。2期決定がなければ即座に全巻購入予定でしたが、う〜んなやみドコロ。読みたい気分はあるけれど、2期を新鮮な気分で見たいという気持ちも強い! どうしようどうしよういってるうちにすぐ秋なんぞくるんでしょうがねw 原作を読んでしまって秋でなく飽きがくるってことも無きにしも非ずでしょうか。うん、やっぱり2期は新鮮な気分でレビュも書きたいし原作はとりあえず見送ろうかいね。スクエニさん、販促に逆らってすみませんw
では、高まる期待をDVDにぶつけ、ひとまず1期〆とします。
スタッフさん、声優さん御疲れ様でした! 2期、大変楽しみにしています!
それと、同じスクエニということでバンブーの2期発表もそろそろお願いしますw
あ、それとそれとキンレコさん、2期は是非BDでお願いしますw