粗筋
「目立ちたい」その思いから透華は本来ダマテンすべき聴牌で、デジタル打ちの姿勢を崩しリーチをかける。そして思い通り自模。和のパーフェクトを阻止し、そして清澄を逆転する。しかしその高みに上ったような気分も長くは続かなかった。しかも透華の気分を害させたのは和ではなく、鶴賀学園の東横である。存在感マイナス領域に存在するステルスモモこと東横桃子は決勝の舞台でも段々と気配を消すことに成功し、誰にも気付かれることなくもはや姿さえ消していた。東横がリーチしたことに誰も気づかない、そんな状況になっていることにさえ気づかずに、副将戦は後半へ。そして東1局、透華はまたしても無警戒で東横に振り込んでしまった。
次回へ。
感想
透華どんだけ目立ちたがりなんだ。
東横どんだけ存在感消してんだ。
過剰。今回はこの一言に尽きる。
透華いいなあw ダマテンかリーチかってだけであそこまで目立つ目立たないを話の焦点に合わせることができた構成さまさまな感じだけど、兎も角親倍なら文句なしで目立つw しかしデジタル打ちが特徴である透華まで偶然で親倍自模とはね。展開あってこその物語、麻雀ってのはよく判るけど、やっぱりいたるところで運に頼り過ぎだろう。まあキャラ設定が麻雀を凌駕するってのは本作の特徴だから仕方ないけど、せめてデジタル打ち設定の透華にはそれらしい麻雀を見せてほしかったかな。デジ打ちを崩したことで能力発揮ってんじゃあちょっとね。まあなんにせよ透華がかわいいことには変わりない。
そしてステルスモモ。ついにお目見えしたお顔は可愛いのだが目と垂直に交わった前髪がちょっと残念。まああれがないと髪の色が違う聖母のそっくりさんになってしまうのでやむを得ないか。
存在感なしという特徴をギャグとも可哀相ところともとれるストーリーでかなり尺取って展開してました。個人的には全般がギャグって感じでかなり笑えて面白かった。「モモいるか」「ここっす」「そこにいたか」とか「モモはどうだった?」「そろそろ消えるそうだ」の流れ面白すぎだろうw 加治木の真剣な表情からして本当に見つからないんだなw こんだけ極端な演出されるとアリエナイとかいう前に笑える。
というかまた百合カップルかw モモがややヤンデレ気質入ってそうでちょっと怖い。それと加治木は中の人のまりほりの印象が強すぎるのと「獲物だ」って台詞からして本当に百合愛なんて抱くようなキャラなのか信じ切れない自分がいるぞ。
で、東横の麻雀の能力は捨て牌の気配までも消せるってことが一番の能力ですね。まあもうギャグだしその能力自体はどうでもいいんだけど、その標的にされたのが透華なのは心外だ! まあ確かにトップだから展開上仕方ないし、プライドをへし折られてうろたえてる透華ってのもいいんだけど・・・うろたえる透華はもう充分みた気がするんだ・・・。かっこいいとこ見せてほしいが・・・どうだろう。
ここへきて鶴賀学園物語に1話使うとははっきりいって予想外でした。ストーリー的には笑えたからいいけど、尺の使い方と次回予告を見る限りなんだか嫌な予感がする。まさか透華の見せ場あれだけ? それと和が頬を染めているだけで喋ってない! そしてそして咲! また空気かよ!
ってことで次回「魔物」。どうやら大将戦に突入する様子。
次回予告が面白いw 白に目玉焼きってw 咲の言い方もカワイイ。
これは元ネタなんなんだろ。次回の展開とともに気になるところであります。
- アーティスト: 宮永咲(植田佳奈),原村和(小清水亜美),片岡優希(釘宮理恵),染谷まこ(白石涼子),竹井久(伊藤静),畑亜貴,虹音,安藤高弘
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: CD