粗筋
キャルはアジトが爆破されたときビデオレンタルショップにいた。
キャルは玲二が帰ってくることを、一緒にいるという約束を守ってくれることを信じ、爆破され廃墟と化した部屋でずっと待っていた。しかし現れたのは玲二ではなく、サイス=マスターだった。
次回へ。
感想
11話と同じく総集編形式でしたが、キャル視点から見た事件の始まりや、幼キャル見納めということもあって充分に楽しめました。次回予告で気になる玲二&エレンのその後が出ていましたが、ズバリ日本でしたね。公式ブログの更新からそんな気配を察知しつつ、今回の総集編でいい具合にじらされた感じで更に次回への期待が高まります。
さて幼キャル見納めですよ、見納め! 「キャルは爆破で死んだわけじゃなかった」ということは本来嬉しいことのはずですが・・・「サァイスゥゥゥゥーー!!!」とかつての玲二のように叫びたくなる展開ですね。あーやっぱりこうなるか、と思いながらも、今回の総集編がキャルと玲二の軌跡を濃厚に辿っただけに「うわぁ」と憐れまざるを得ないです。料理も出来て、掃除も出来て、家電も直せて、健気で、必死で、愛らしい。なんていい子なんだキャル。かなり濃厚なキャルタイムでしたが・・・見納めか・・・。辛いですね。
玲二&アインが希望の道を行く裏でキャルは修羅の道へ、この対比でさえ辛いものですが、玲二が必死にキャルに暗殺者の道を歩ませないように食い止めていたものを、サイスがあっさりと蹂躙することが最も許せない要素です。アイン、ツヴァイ、クロウ、アイザック、梧桐、志賀、ほんとサイスは人の人生を奪いまくってますね。奴がキャルを暗殺者として育てたのち何を目論んでいるのか。結末はまさに彼次第。本当にこの手の作品には御誂え向きの悪役ですね。ここまできたらしっかりと突き進んでほしいものです。
そういえば放置していたファントムラジオの9回、10回を最近聴きました。5回目くらいまではなんだか噛み合っていないような感じの二人(高垣さん・入野さん)でしたが、最近は爆笑するくらい面白いコンビネーションですね。ジョイまっくすもなんだこいつはと最初こそ思っていたものの今となっては欠かせないボケ役w 高垣さんの真面目さが空回った感じがかなりツボで可愛いんですが、入野さんのツッコミもかなり冴えてて聴いててほんと楽しいです。OA終了後もぜひ続けてほしいですが、どうでしょう。
Phantom~Requiem for the Phantom~Mission-1【初回生産限定版~アイン篇】 [DVD]
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- メディア: DVD
Phantom INTEGRATION Nitro The Best! Vol.1
- 出版社/メーカー: ニトロプラス
- メディア: CD-ROM