
粗筋
目指せゴールデングローヴ賞。SOS団製作・制作の映画撮影が始まった。脚本も絵コンテもすべてが涼宮ハルヒ超監督の頭の中にあるため、他の団員はハルヒの言うがままにするしかない。いつも通りハルヒは自分の思い通りに突っ走り、彼女的には順調に撮影が進んでいくのだった。
次回へ。
感想
ウエイトレスみくるへのときめきは、たとえ3年経とうと、たとえ同じストーリーを8回みさせられようと、いっさい変わらぬことが判りました! 本当に画面が映えますね。いや、まっこと素晴らしきコスチューム。バニガも勿論いいけれど、やっぱみくるのツインテはたまらんね。
それにしても映画撮影のシーンは原作を読んだときの約6倍くらい恥ずかしいです。あれはみくるが赤面死してもおかしくないですね。ハルヒのもう監督になり切っちゃってる感じとかがやヴぁい。天国と地獄を口ずさむハルヒは可愛かったですが。演じさせられるみくるは勿論恥ずかしいの極みだろうけど、もうあの軍団の一員ってことが恥ずかしすぎますね。一般人代表のキョン、よく耐えたと思いますわ。電車に乗るときも、CMも撮影するときも、公園でバトルシーンを撮影するときも周りの目、言葉が痛すぎ。でもまさか「ママあれな〜に?」「みちゃいけませんよ!」っていうそりゃもう使い古されたくだりを使ってくるとは思わなんだ。でもまあそんな恥ずかしい彼らを見て無性に1期1話を見たくなりました。いざ最近使ってない外付けHDDの奥深くから掘り返して見てみると、絵がだいぶ違いますね。みくるが模型店CMで銃を乱射するシーンが可愛いです。
それと原作読んだときとは全然イメージ違ったのがカラコンのくだり。そりゃアニメなんだから当然なんだけど、みくるの目に合せたカラコンって相当デカいですよね。キョンのサイズとかならまだ想像できたんだろうけど、みくるサイズのカラコンを目に入れるとかちょっとした恐怖ですよ。
で、ストーリーのほうはまだ撮影が始まったばかり、伏線はまくものの不思議なことは特になし、でした。ハルヒのキャスティングが流石すぎて団員にとっては冷や汗ものだったわけですが、それをみて涙目のみくるに心中で誤ったキョンの台詞、杉田さんのアドリブでしょうか「しぃませぇん」も流石でした。久々に本作で笑わせてもらったような気がします。あと久々の国木田登場、和みました。「こんなとき朝倉さんがいればなあ」という台詞にアンテナ立っちゃいます。私は1期分を見ていないので最新の朝倉といえば、今ではもう“あしゃくらさん”のイメージのほうがしっかりと残ってるんですが。
それと描写でもう一つ気になる点、みくるが飲みかけのペットボトルをキョンに差し出したときにハルヒが取り上げ、視線をくりくり動かしてましたよね。あれはキョンから“飲みかけ”のペットボトルを取り上げるための口実を一瞬で考えていた、という描写なのかなと勘ぐってみたり。
次回、おそらくしゃみせんがついに登場でしょう、期待!