粗筋
目指せブルーリボン賞。SOS団による映画撮影は、ともかく進んで行った。が、ハルヒのあまりの無茶な要望、振舞いにキョンをはじめ団員たちの不安は募っていった。そして突っ走るハルヒはみくるの目からレーザーを出させることに成功する。
次回へ。
感想
シャミセンこねー。まったりペースですなあ。テンポはまったりだけどハルヒの我儘はちょっと引くくらいの横暴なだけに、今回の1話はなんだか嫌な雰囲気が蔓延してましたね。ハルヒ自重しろよ、と。メガホンでポカポカやるハルヒを止めたときのキョンもややマジな感じで怖かったし。でも、まだまだハルヒの我儘は続くのさ! むしろハルヒが我儘言わなくなったらこのシリーズは終焉してしまう。
さて、そんなこんなで過去最高レヴェルにぎすぎすしてるSOS団。SOS団というかハルヒとキョン、ですね。キョンは自身の被害は大抵ギャグで流したり、嫌々言いながらもお人好し精神から結局はやっちゃう奴ですが、ことみくるのことに関してはマジになりますね。溜息シリーズではそれが顕著で、いたるところでみくるの愛らしさに骨抜きにされてるキョン。ひいては谷口や国木田を下等生物のようにいうキョンは、正直何様だよって感じで原作では辟易だったんですが、アニメではいい具合にライトなキョンで安心しました。
みくるはハルヒが我儘を言えば言うほど可愛いですね。やっぱり彼女はいじられてナンボのキャラです。ついに仮病を使っちゃうあたり、ほんとに撮影が嫌だったんでしょう。これまで健気に数々の苦難を乗り越えてきたみくるが仮病という見え透いた嘘を使うんだから相当です。まあこれについては原作3巻ってことでキャラ設定が不十分だったのかもしれませんが、ともかく萎れたみくるは可愛いです。みくるが疲弊し擦り減れば擦り減るほどハルヒのS気に火がつく、というのは同じS気のある私にとっては理解しやすい衝動ですw
ま、そんなこんなで撮影はまだまだ続きます。ちょっと覗いた本スレによると原作の55頁分ずつ進んでいるそうです。次回はどこまでいくんでしょうか。敢えて原作を探して確認するなんてことせずに待機します。