2009年10月13日

【アニメ】あにゃまる探偵 キルミンずぅ 2話「わたしがイヌって……ホント!?」【感想】

「着ぐるみ」が「人体着用ぬいぐるみ」の略であることを初めて知った。
killmin2.jpg    





感想


前回感想で一丁前に不満を垂れさせてもらった私ですが、OPのダンスが見たくって何度もリピートしているうちにこのアニメのOPはこの曲しかあり得ない! ってくらいハマってしまいました。ただやはり訳をつけないあたり幼少向けとは思えない選曲であることには間違いありません。やはり大人向けアニメなのでしょう! 他にもこれ大きな友達意識しすぎだろうと思えるような設定・演出が数多く存在し、まあそれはおいおい言及させていただきますがとりあえず言えることは、このアニメたまらんってことです。

さて今回の大まかなストーリーはお姉ちゃんもキルミンの仲間に入れてしまおうというお話。一方で羽鳥カノンちゃん(小学5年生女子)が主人公たちの学校に転校してきたり、謎の学生らしき人物(大学生?男)がお姉ちゃんと中学校の図書館で鉢合わせしたり、どこか黒そうな集団のリーダー且つカノンの母親と思しき人物(20代後半〜40代前半)がタマオの父親っぽい男を誘惑したりと、突っ込みどころ満載の第2話でした。


まず、前回からの続きでキルミンに変身したのはいいけれど戻り方が判らない二人。心底心配しているリムと「どうすんだろ」と器が大きいというか能天気なリコ、この対照的な二人の会話がすごく可愛いです。前回からリコリムの頭に乗っかった着ぐるみたちに表情変化があったことは気になっていたのですが、やはり彼らこそコンパクトの主らしくリコリムにキルミンの脱ぎ方を伝授してくれます。ふつうの姿に戻るための魔法の言葉は「ヌグミン」笑 作った人のセンスが信じられないですね。ただ「脱ぐ」という言葉に過剰反応する大人ってどうかと思うので、ちょっと自重します。そういえばリコリムがその言葉の安易さに呆れているときにカメのドクトルがアップで映ったのでキルミンを作ったのが彼であるのは間違いなさそう。というか十中八九リコリムたちのおじいさんであると思います。何故彼がカメのままの姿を保っているのか判りませんが、動物になることによって寿命などの操作もできるとすれば、おじいさんはカメになったまま万年生き続ける気なのかもしれません。そんなこんなでリムの心配も空しくくだらない駄洒落を言うことで簡単に着脱可能なキルミン。ひとつ難があるとすればヌグミンをした際、生まれたままの姿で人間に戻ってしまうことですね。これでは外でヌグミンすることができません。着ていた服は人間への変身後、宙から降ってきていたのですが、パンツが降ってくるのは確認できませんでした。リコリムがもともとパンツを穿いていなかったのか、キルミンたちがパンツを没収してしまったのか、それともパンツだけは脱がされていなかったのかは判りませんが、こういうところを気にしすぎるのもどうかと思うので自重します。その後ナギサが買い物から帰ってきたので、リコリムは急いで服を着て屋根裏部屋から出たのですが、階段を降りたら屋根裏部屋への出入り口は勝手にしまりました。もしかしたらカメのドクトルが操作したのかもしれません。それからナギサがヒラメのムニエルに成功したかどうかは描写がありませんでした。

場面は変わり次の日の学校。前回でケンたちにキルミンの姿を晒してしまったリコリムですが、とりあえずシラを切りとおすようです。悠木さんの演技は敢えて声を統一感していないのかどうか判りませんが、兎に角一言ひとことが可愛らしくて、なんてことない会話がとても瑞々しいです。作画もリコの豊かな表情の変化を捉えていてキャラの可愛らしさに拍車をかけてますね。で、これまた驚きなのがリコリムのクラスの先生。小学校の先生でミニスカって誰を挑発してんだよ、と突っ込まざるを得ないですね。ちなみに私の広橋センサーが反応したのでキャストを確かめてみたら、岩下ルミコの名でクレジットに載っていたのでおそらく間違いないでしょう。それからいきなりヴラドニア語らしき言語で挨拶を始めた転校生羽鳥カノン。母親らしき人物(羽鳥ミサ)と一緒にいたときは「人間の学校で学ぶことはない」と意味深なことを言っていましたが、学校ではどうやら仮面をかぶるようです。またカノンに転校初日の調理実習で故郷の料理を作らせちゃうあたり、本作は学校を舞台としたエピソードにリアルさは追及しないようです。ケンが棒高跳びのような動きでミティミティを口でキャッチしたシーンは、こんにゃくゼリーとか比じゃないくらい危ないですね。下手すれば脳挫傷ものですので、是非これを見た小学生以下の子供たちは真似しないでほしいですね。ちなみにカノンはケンのそんな動きに才能か何かを見出したようです。ケンもOPに出ているようにいずれネズミにキルミンすると思いますが、どういった経緯でキルミンするかは今のところ不明です。

一方その日の学校でナギサは変な男(龍童パルス)に会うのですが、1話冒頭でカノンと一緒に来日した男でした。どうも男のデザって一回かそこらじゃ憶えられなくて・・・。まあそれよりも気になったのがマリアンヌ・シェーンベルク著の「生物逆進化論序説」という本。単に男が話題づくりをしたかったがために出した本のタイトルかもしれませんが、このアニメの目指しているところにも結び付きそうな気がしないでもない。またマリアンヌ・シェーンベルグはナギサのおばあちゃまらしいので、血縁があるのかどうか定かではありませんが、リコリムナギサはクォーターである可能性が出てきました。なんとなくナギサの胸の発達の理由が判った気がします。あと書架に「???の知識」という背表紙の本を並べるのはどうかと思いました。


そんなこんなでリコリムがキルミンのマニュアル探しをする為に急いで帰宅すると、秘密の屋根裏部屋で既にナギサが「生物逆進化論序説」を探す作業していたのですが、二日続けて小学生より早く帰宅するナギサの学校生活はなかなか奇妙じゃないでしょうか。1話でリコリムに「今日はどこで遊んできたの?」と訊ねていましたが、むしろ「お姉ちゃんなんでそんなに帰るの早いの?」って感じですね。ナギサはOPでもやけに動物らしい動きをしているし、ダンス中の目線もおかしいし、謎が多いですね。勝手な印象ですがなにか一つのことに熱中したら周りが見えなくなりそうな女の子って感じがするので、もしかしたら「生物逆進化論序説」が気になって学校を途中で抜け出してきたのかもしれません。まあそんなナギサの謎な性格が明かされていくのは楽しみに取っておいて話を戻しますが、リコリムが勝手に秘密の屋根裏部屋だと思い込んでいたその部屋は、実はリコリムがもっと小さかった頃よく遊んだ部屋で、やはりおじいちゃまの研究室だったようです。まあキルミンに夢中なリコリムはそんなことには大して興味を示さずに、ナギサにキルミンの話題を振るのですが、ここからのやりとりがまあ面白い。キルミンになれることをどこか勝ち誇ったかのようなリコリムと、変身する姿を目の当たりにしてもなおどこか抜けたようなナギサのボケっぷり、ほんとこの姉妹面白いですね。

で、個人的に待望していたナギサのキルミン化ですが、リコリムはもともと頭身的に高さがなかったのでキルミン化しても縮んだことにさほど驚きはなかったのですが、ナギサは身長が結構あったので、3頭身になった姿が余計に可愛く見えました。そんな変身しても未だ素面で上の空なナギサですが、家の裏の小火をいち早く察知しその後もなんやかや一番動物動物してて激しく萌えました笑 てかあんな道端で焼き芋やるってどんだけ無法地帯なんだと東京住みの私は思ったのですが、公式に「日本のどこかにある自然豊かな神浜市」とあるように“どこかに”という設定をかなり有効活用して自由にやってるようですね。

そんな神浜市、謎の軍団によって世界遺産に名を連ねようというプロジェクトが立案可決されているようで、そのリーダーはカノン母と思われる女性。金髪で濃い口紅が、シャングリラに出てきた涼子を思わせる風貌です。タマオの父っぽい男(木島ヒロオ)を色香で落とそうとしたり、かなり危なさそうな女でもしかしたらラスボスなのかもしれません。グループメンバーたちもかなり個性的な面々で、彼らもどうやらキルミンしそうな気配。というか人間の状態で耳があるってのはどういう状態なのでしょう。もしかしたらお洒落の一種なのかもしれませんが、キルミンし続けた結果があれというのであればかなり怖いですね。一人パンダのような男は笹らしき草を咥えていたので、キルミンは食生活にも影響を与えるのかもしれません。

汚い大人たちのシーンを経て、純粋無垢な赤ちゃんキルミンたちの場面に戻りますが、ナギサの「私たちきっとまだ赤ちゃんなのよ」という意見に対してリムの台詞「なんかガッカリだね」には私がなんかガッカリでした。なんという上昇志向のなさ。結局お手本になる動物たちを探すということに至るわけではありますが、完成品を与えられて当然、新しい玩具を与えても何か一つ気に入らないことがあればほっぽり出してしまうみたいな現代の風潮がなんだか空恐ろしく感じられるシーンでした。可愛らしい外見だからこそ、その冷めたようなギャップにびっくりしたというのもありますね。それと猫のライラはかなりチャーミングなデザインだったのに、今回出てきた雄ネコ(何故雄と判るかはアニメを見れば一発です)は不細工どころか目も四角くてもはや手抜きっぽかったのが残念でした。

リコが一生懸命木に登ろうとするシーンをみて思ったのですが、ネコの身体的特徴ってなんだろうと。リムは耳、ナギサは鼻と身体的特徴が明確ですが、ネコのそういう突出した特徴というのは木に登ることができるという能力なのでしょうか。今後の出番、見せ場を大きく左右しそうなのでリコをネコにしたことで設定ミスったなあみたいにならないといいですが。まあそういった動物設定の綻びは2話で既に出てきて、リムがお手本となるウサギがいないという状況に陥りましたが、今回はカエルを使ってうまくネタにしていましたね。で、どうやら実際の動物らしい動きをすることでキルミンの最終段階である動物化に成功するようですが、結局カエルが水に飛び込んだおかげでリムが最初に動物化したのは面白い展開だと思いました。そしてウサギになってからのさとさとさんの「ゔーゔー」という声ならぬ声がすっごく可愛いw ゔーと言いながらぽちゃりと池に落ちる姿はかなりシュールでした。これもある意味特徴的な鳴き声がないという動物設定の綻びともいえる一面ですが、さとさとさんの今後の頑張りに期待です。ちなみに屋根から落ちるのがネコらしい動きなのか、車に轢かれそうになるのがウサギらしいのか、池で溺れ必死にもがく姿がイヌらしいのか、という点で上記の法則は無矛盾性に欠けるので、動物に変身する条件というのは他にもありそうです。なにより上記法則に気付いたのが溺れかけたナギサというのは変な話です。リムが池に落ちてからのシーンは緊迫感あるようで、実際はリコがナギサが動物化に成功したのを喜んだり、自分が木に登れたことを喜んだりと能天気な性格が目立っていい意味でコミカルでした。実際あのピンチでリコは動物化する必要がなく、犬ナギサに対して動物化することでの役得に一歩後れをとったような感じですが、私がネコを飼ったことがないから知らないだけで、ネコならではの面白いエピソードが今後見られることを期待したいと思います。

最後は濡れた体を温めるということで風呂に入ったわけですが、風呂シーンがあることでさえ予想のやや斜め上なのに、キルミンのまま風呂に入っている姿はもっと斜め上でしたw 着ぐるみだから皮じゃなくて布の類でできていると思いますが、あれで水に浸かることに抵抗がない姉妹がなんだか素敵。

今回はナギサもキルミンの仲間入りということでまだまだ導入部を思わせる展開でしたが、かなり面白かったです。全50話ということでゆったりとした感じが心地よい。今後の展開はまだよく判らないものの、少なくとも体は三頭身、頭脳は小学五年生なあにゃまる探偵たちが動物に関係する事件を毎回解決するだけで終わり、という感じではない気がするので可愛らしさだけでなくストーリー性にも期待したいと思います。ちなみに脚本・絵コンテは1話同様で裕木陽介氏・増井監督でした。それとキルミンフォーゼの作画は植田均氏。クレジットを見る限り他の女子生徒にもちゃんと名前があるようですが、神田さんは前回獣医の女の子を演じているので二役なのかもしれません。


次回「ノラネコに恋されて!?」
今回出てきた不細工なノラネコが再び登場するようです。

追記:深夜リピート版の「あにゃまる探偵キルミンずぅ+」のプラス要素は1年間ずっと動物アテレコだけなのでしょうか。シーン入れ替えがないようなら少なくとも「にゃんこい!」を見てからでも遅くはないですね。




TVアニメーション「プリンセスラバー!公式サイト」 TVアニメーション「プリンセスラバー!公式サイト」
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