ミニスカ破廉恥小学校教師岩下ルミコがけしからん! 広橋さんの脱力〜な演技がいい。というか今期は広橋ヴォイスがこれでしか聴けてないからかなり貴重。
ということで今回は地球連邦軍が秘密裏に開発しているという白い悪魔のお話。
冒頭でルミコ先生が解説していたとおりネズミは害獣。だけどいいところもあるのよ、という若干教育的内容がメインだったような気がします。それから相変わらず登場させるキャラ、活躍させるキャラの構成のバランスが良いですね。ネズミを扱いながらもケンばかりに偏らずリコムもタマオもしっかり活躍してました。ナギサの出番がここ最近ちょっと少なめな印象ですが、序盤で未だキルミン出来ないタマオに対して「そろそろヒヨコくらいにはなれそう?」と満面の笑みで毒を吐くという印象的なカットがあったので良しとします。
さて本筋。今回の舞台は突如ネズミが出なくなったというとある中華料理店「白蛇門」。精肉店の倅であるケンは白蛇門に肉の配達をしたときにその噂を聞き付け、そして怪我をしたネズミを見かける。何かがおかしいと睨んだケンロックは、真相を確かめるべくタマオを補佐に白蛇門の通風孔に潜り込むのであった。
一方のリコムたちは道端で何かを探しているらしい大関小結に遭遇。「白くて可愛いペットが逃げ出したから探し出してくれ」とアニマル課に持ち込まれた仕事の真っ最中だったらしく、それをきいた秘密探偵キャサリンは大張り切りで一緒に探すことに。
いやー今回はなんかキルミフォーゼ長かったですね。40秒でした。
あと今回あまりにもさらっと言いましたが、ミサの狙いは神浜市の生態系を壊すことらしい。あれ? これ重要なのかな。それとも既に彼女らの陰謀は露出していたかしら。つーか紫のミニチャイナドレスを着て市長を落としにかかるオバサン・・・こんなママン厭だ笑
それと御子神博士が残したキルミン三原則なる条文によると「完全変身した場合99分以内にキルミンの姿に戻れよ」でないとどうなるか判らない・・・らしい。ケンが本能的にネコのリコから逃げた点を鑑みればどうなるかはだいたい予測つきますね。これってやっぱりドクトルの謎に直結しているんでしょうか。ドクトル・・・お前も他人に何かされないと変身解除出来ない体質だったのか?
と、二つのデカいネタが転がってきたせいで、「白い恐怖」についてはあまり興味もそそられず、というかまあヘビだろうと。中華料理屋の店の名前も完全にネタばれの域だし。ただヘビを神を崇めていたあの謎の老婆は謎ですね。今後も出番あったりするのかな。
それから店の廊下、通風孔と狭い環境ながらかなりよく動きました。SEはぷにぷにですが、その細かくも大胆な動きの数々には他作品のアクションに引けを取らない動き回りっぷりで、ほんとに見応え抜群です。リコの包み隠さないドロワも最高ですね笑
脚本は松田恵理子氏、絵コンテ関野昌弘氏、演出筑紫大介氏、作監は熊谷勝弘氏、うえだひとし氏、吉田雄一氏、相澤昌弘氏でした。
あにゃまる探偵キルミンずぅOP&ED主題歌「Poo/Chuai Mad Noi」
- アーティスト: Neko Jump,ゲーッシリラック・ニッタヤスット,あさのまさひこ,ラウィ・ガンサナーラック
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/12/23
- メディア: CD