感想
まさに息を呑んだ6話。EDが流れたとき「もう25分経ったか」と思う反面、濃厚な内容にどっぷり浸かっていたためもっと長かったような気もした不思議な気分でした。
さて本編。悪い言葉でいえば三枝とメイレンに唆されミナへの忠誠心が揺らぎ、そして首相孫の首筋の傷跡という事実の一端をみてヴァンパイア及びミナとの対立を決意したアキラ。いっとき記憶喪失だったとしても人間界で生きてきた彼にとっては、ヴァンパイアの、そのピラミッドの頂点のミナのやりかたに納得がいかない。そもそも異端者を国内に住まわせることにすら嫌悪して当然ですね。非常にまっとうな意見です。
が、私がどうしても味方したいのはやっぱり姫殿下。あの小さな肩に全てがヴァンパイアのすべてがかかっているなんて、改めて考えると、いや考えても判らないくらいの重圧でしょう。ミナは可愛いシーンや間抜けなシーンもいいですが、やはり本分とも言える威厳ある態度が最高に格好いい! 今回のアキラとミナの言い合いのシーン、いや〜悠木さんの演技に痺れました。最近彼女の声はカワイイ系ばかりだったので、紫のような威厳を込めつつ叫ぶ感じは懐かしくさえあります。叫んだあとの投げやりで感情を押し殺したような演技もほんと格好良かったです。彼女がアキラをどの程度本気で必要としているのか、今回の件で以前ほどは掴めない感じになってきましたが、それでも彼を必要としているのは間違いないでしょう。が、それでもあそこまで言い切る彼女は、まさに王。いやはや痺れました。
終盤の教会立てこもりも緊迫感があり、前半に引けを取らない面白さでした。緊張感の中でのアキラと三枝のラブロマンスがいい塩梅でしたね。臭い的に子の中にヴァンパイアはいない、とアキラが断言しても全然信用ならんというか、ヴァンパイアはいとも簡単にアキラの想像を超えてきそうな印象があります。まあそれもこれもミナ様の威厳故の印象だと思いますが、どうやら本当にあの中にはいなかったらしい。というかもはや正攻法ともいえそうなくらいあからさまに正面突破してきました笑
アキラが能力だけの唐変木か、それとも人間界の救世主か。兎に角彼が動いたことで俄然面白い方向へ進んだことは間違いありませんね。次回静さんの狂乱に期待です。
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